アフリカの伊達男「サプール」をご存知ですか? 彼らを追うSAP CHANOの写真展が開催中です。

文:阿部博子

サプールとはアフリカのコンゴで90年以上続く独自文化。世界最貧国のひとつと言われる暮らしの中で、1カ月の収入を上回るハイブランドのスーツに身にまとい、街を練り歩く紳士たちのことです。世界一服にお金をかける彼らは、ファッションを通じて世界平和を発信しています。 原色のスーツに身を包み、軽快なステップで街を闊歩するサプール。5月に発売した 本誌「美しいアフリカ」特集号 でも、彼らの存在を大きく取り上げたところ、大反響を呼びました。サプールによって、アフリカに生きる人びとの固定概念やイメージが大きく変わったという声も多いのではないでしょうか。そんな彼らの姿を追う写真家・SAP CHANO氏...

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