ミニマルで温かい不思議なストライプの世界へ! NYの注目作家、コーネーリア・トムセンの個展を見逃すな。

文:阿部博子

ミニマルな色調で描かれた無数のストライプ。一見、無機質にも見えるモチーフからは温かみも感じられ、自然の息吹がリズムカルに躍動しているかのようです。作者のコーネーリア・トムセンは旧東ドイツに生まれ、現在はニューヨークを拠点に活動する注目の画家。今回、日本で3年ぶりとなる個展『コーネーリア・トムセン展—Strips and Structures Ⅱ』が、東京・京橋にある加島美術のギャラリーで2018年6月2日から16日まで開催されます。 コーネーリア・トムセンのシグネチャーモチーフとも言える“stripesシリーズ”は、観る者に、無数のストライプのカーテンをくぐった先の世界を想像させます...

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