諷刺画家 オノレ・ドーミエ × 漫画家 しりあがり寿の共演を見逃すな! 時代を超え当時の生活を体感しましょう。

「諷刺とユーモア」をコンセプトに掲げる伊丹市立美術館にて、コレクションの柱であるオノレ・ドーミエの諷刺画が公開されています。オノレ・ドーミエはフランスの画家兼風刺画家。公証人の使い走りをしながら、当時発明されたばかりの石板画(リトグラフ)を学び芸術の道に進みます。19世紀前半のジャーナリズムが盛んな時期、まだ識字率がそれほど高くなかった世の中で、彼の描く政治家や国王の描かれた挿絵はとても需要が高かったそう。 近代化とともに移りゆくパリを市井から見つめ、当時の生活をときに辛辣に、ときにコミカルに描いた作品は活き活きとして面白く、いま私たちが鑑賞しても十分に共感できます。特にそれぞれの絵に...

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