若手現代美術作家、関川航平が架空を描いた作品を通し問いかける、つくること・描くこと。関川航平展「figure / out」。

現実と非現実のクロスポイントを描くこと。あるいはまったく属性が異なるもの同士を組み合わせ新たな物質、イメージを生むことは、絵画、写真などのアートだけでなく映画やアニメといった多くの視覚芸術全般で、長い間テーマとされてきました。関川航平さんは、まさにそういった文脈における重要度の高い1990年生まれの若手現代美術作家です。 関川さんの作品は多岐に渡ります。立体、パフォーマンス、インスタレーション、イラストレーション、ペインティングと、カテゴリーにとらわれず柔軟に、そして自然に行き来する幅広い表現活動が評価へと繋がっています。すべてに共通するのは言葉を使用しないこと。基本的に言葉は何かを...

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