アラーキーの個展で幕を開けた、東京&ロッテルダムに同時オープンしたギャラリー「CASE」とは?

文:山下紫陽

写真や現代美術、デザインなど多彩なアートブックをリリースしている出版社、CASE Publishingを運営するCASE。アートブックを多様な文化のプラットフォームにすることを目指し、表現としてのアートブックを追求してきました。そんなCASEが次なる展開として、東京に「CASE TOKYO」、オランダのロッテルダムに「CASE ROTTERDAM」と、ふたつのギャラリースペースをオープン。東京のオープニング展として荒木経惟の『愛の劇場』が、また、ロッテルダムでは香港を拠点に活動する写真家、チャン・ディックの『Chai Wan Fire Station』の刊行に合わせた展覧会が開催さ...

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