スマホで開催!? 拡張現実で楽しむワシリー・カンディンスキー展は要チェック

文:髙田昌枝(パリ支局長)

文化施設の休館が続くパリ。昨年春のロックダウン中も、さまざまなデジタルコンテンツでの展覧会を提案し話題になったポンピドゥ・センターが、2月10日、また新しい試みを発表した。今回の「Sounds Like Kandinsky」は、Google Arts & Cultureと連携し現代アートの父であるワシリー・カンディンスキーのコレクションをウェブで公開するというもの。この機会にカンディンスキー作品と資料がデジタル化され、8つのポイントで解説する「Meet Kandinsky」やキュレーターのインタビューといった作家のモノグラフィコンテンツも充実。さらにはデジタル展覧会なら...

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