『DOMANI・明日展』で、日本のアートシーンを牽引する重要作家をチェック!

文:はろるど

文化庁が主催する新進芸術家海外研修制度によって海外で研鑽を積んだアーティストの作品を紹介する『DOMANI・明日展』。その第21回目の展覧会が、国立新美術館で開催中です。「平成の終わりに」をサブタイトルとして、昭和50年代に生まれ、平成時代に活動を始めた9名の作家と、イタリアでの滞在制作経験をもつ三瀬夏之介をゲスト作家に迎え、10名が作品を発表しています。 それぞれの作家の世界にのめり込んでしまうような展覧会です。参加型のアートプロジェクトを行う加藤翼は、メキシコシティの路地でティーパーティを開くなどのゲリラ・パフォーマンスを敢行。公と私の境界を可視化させつつ、共同体の在り方について...

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