山崎蒸溜所でウイスキー樽につめて熟成し、豊かな香りや味わいでファンが多い「山崎蒸溜所貯蔵 梅酒」シリーズ(以下「山崎梅酒」シリーズ)。2019年5月14日(火)に登場する“スモーキー”な限定品「山崎蒸溜所貯蔵 スモーキー原酒樽仕込梅酒」と定番の「山崎蒸溜所貯蔵 焙煎樽仕込梅酒」それぞれの魅力を、スポーツジャーナリストの中西哲生さんと東京レストランツファクトリー代表の渡邉仁さんのおふたりに語っていただきました。
「山崎梅酒」シリーズは、梅酒をウイスキー樽で熟成させることで、深いコクと控えめな甘さ、そして贅沢な余韻を表現した、まったく新しい梅酒。ジャパニーズウイスキーの故郷である山崎蒸溜所で生まれる、お酒好きにこそ飲んでほしいプレミアムな梅酒です。ウイスキーの熟成に使った樽の内面を焙煎し、ウイスキーや樽材の成分をより引き出した樽を熟成に使用。定番の「焙煎樽仕込梅酒」、限定の「スモーキー原酒樽仕込梅酒」ともに、深く心地よい熟成香が愉しめます。
ウイスキー好きを唸らせる、「山崎梅酒」シリーズの実力は?
サッカー解説者、スポーツジャーナリストとしてテレビなどでもお馴染みの中西さんと、焼鳥専門店「鳥幸」をはじめ、東京やニューヨークなどで多様な業態の飲食店を展開する渡邉さんのおふたりが、2種の「山崎梅酒」シリーズを飲み比べ。定期的に食事をするという気兼ねのない関係のおふたりに、「焙煎樽仕込梅酒」と限定の「スモーキー原酒樽仕込梅酒」それぞれの印象や、料理とのマリアージュの可能性を、2019年3月にオープンしたばかりの「神楽坂 鳥幸」で語ってもらいました。
お酒好きの中西さんですが、なかでもお気に入りはウイスキー。「梅酒は甘めのお酒というイメージがあって、そんなには飲んでこなかったんです」。そんな中西さんの梅酒に対するイメージを変えたのが「山崎梅酒」シリーズでした。「『焙煎樽仕込梅酒』は甘さが控えめで香味が豊か、清涼感のある苦味が絶妙なアクセントの、男性が愉しめる大人の梅酒。一方、『スモーキー原酒樽仕込梅酒』は、深いコクやビター感がより強調されていて、強いスモーキーな香りが愉しめます」。いまでは中西さんも食中酒としてはもちろん、自宅でゆったりと「山崎梅酒」シリーズを愉しむことが多いのだとか。
スモーキーやピーティ(ピート香)などと表現される、スコッチウイスキーなどの独特のフレーバー。ピートとは長い時間をかけて野草や水生植物が炭化してできた、いわば若い石炭のようなもの。熱資源の乏しかったスコットランドでは、伝統的に麦芽の乾燥工程にこのピートが利用され、自ずと出来上がるウイスキーもピーティでスモーキーなフレーバーとなったのです。多彩なウイスキー原酒をつくり分けるサントリーでは、現在もピートが焚き込まれた麦芽を一部のウイスキーの仕込みに使用。「スモーキー原酒樽仕込梅酒」には、なかでもピートをより強く焚き込んだ、ヘビリーピーテッド原酒の熟成に使ったウイスキー樽が使用されています。
「山崎梅酒」シリーズの熟成には、主にバーボン樽(バーボンウイスキーを熟成させた後の樽)を少し大きなサイズに組み替えた容量230ℓのホッグスヘッド樽が使用されますが、限定の「スモーキー原酒樽仕込梅酒」には容量180ℓのバーボン樽を使用。2019年の限定品はより力強い熟成感が得られました。
樽熟成させた梅酒だからこそのマリアージュ
「香りや後口で感じる樽香のようなビター感は、普段ウイスキーなどを飲むお酒好きにも好まれそう」と中西さん。「独特の渋味や苦味が料理との相性も高めてくれますね」と渡邉さん。そうおふたりが評する「スモーキー原酒樽仕込梅酒」とのマリアージュには、「鳥幸」のメニューに並ぶ焼鳥の中から、希少部位の「ふりそで」をチョイス。「カリッと焼き上げた皮面の香ばしさと樽香の相性は抜群ですよ」。そう渡邉さんに薦められ、「やっぱり『スモーキー原酒樽仕込梅酒』には焼き目の付いているものが合いますね。ジューシーな鶏肉の脂と苦味もちょうどいい感じでマッチして、これは最高!」と、中西さんも大満足の様子です。
「ウイスキーはよく飲みます。なかでもボウモアやラフロイグといったちょっとスモーキーなものが好きですね」。そう話す渡邉さんも、「スモーキー原酒樽仕込梅酒」がすっかりお気に入りに。「焼鳥には全般的に合うと思いますが、魚の干物などと合わせるのも面白い。ロックでゆったり飲むのはもちろん、食中酒としても万能だから、料理とのマリアージュのイメージを膨らませてくれる。店でも色々な提案ができそうなお酒ですね」。
定番の「焙煎樽仕込梅酒」には、ハチミツやレーズンが添えられた 「レバ―ムース」と「せせり」を合わせて。「『焙煎樽仕込梅酒』に共通するレバームースのやわらかな口当たりと甘さや、せせりの塩味によるマリアージュが愉しめます」と渡邉さん。まずは「焙煎樽仕込梅酒」とレバームースを合わせ、「食感と甘さだけでなくて、味わいのコク深さも同調してより増していくような……。『焙煎樽仕込梅酒』の爽やかな香りは、レバーなどの独特な香りをもつ食材とも好相性ですね」と中西さん。せせりとのマリアージュについても、「せせりの塩味や脂の旨さを梅酒がより際立たせてくれる。お酒と料理の調和が素晴らしい」と満面の笑みで語ってくれました。
「ウイスキーもそうですが、サントリーのお酒は香りや味わいがキレイ。この梅酒にも同じことを感じますね」。中西さんが“キレイ”という独特な言葉で表現するその香りや味わいは、原料の処理から熟成後の原酒のブレンドまで、すべての酒づくりの工程を、ていねいに時間をかけて行うことで実現できるもの。サントリーがウイスキーづくりで大切にしてきたその伝統は、「山崎梅酒」シリーズにもしっかりと息づいています。「樽熟成による香りや苦味がキレイだから、料理のおいしさを邪魔しないで引き立ててくれるんでしょうね」。そう話す中西さんが普段から愛飲する「焙煎樽仕込梅酒」。「食中酒としてなら少しソーダを加えるのもいいですよ」と、お薦めの飲み方も教えてくれました。
「山崎梅酒」シリーズを特別に愉しめる、フェアも開催。
「今日はいつもふたりで飲んでいるのと同じ感じになっちゃいましたね(笑)」。そう渡邉さんが話すように、おいしいお酒と料理を飲みつつ食べつつ、思い思いに感想を語り合うのがいつものふたりのスタイル。この日も「チーズはどちらも合いそうだけど、特に『スモーキー原酒樽仕込梅酒』のほうは炭火で焼いたカマンベールチーズなんて絶対に合うよね」など、マリアージュ談議もプライベートな話も、尽きることなく盛り上がりました。
「『山崎梅酒』シリーズはまったく新しいタイプの梅酒だと思います。お酒好きの男性にも女性にもお薦めですし、ウイスキー好きの人にはぜひ飲んでもらいたい。食中酒としても愉しめるので、さまざまなシチュエーションでこの香りや味わいを愉しんでほしいですね」と中西さん。
「どちらも樽香があるので、炭火で焼いている料理、特に焼鳥との相性は抜群です。この梅酒なら男性のお酒好きにも好まれそう。鳥幸でもぜひ、お酒好きの方にこそ愉しんでいただけるような提案をしていきたいです」と渡邉さんが最後に語り、愉しい対談はお開きとなりました。
2019年5月13日(月)~6月12日(水)の期間限定で、「鳥幸」のメニューに合わせて「焙煎樽仕込梅酒」と「スモーキー原酒樽仕込梅酒」とを飲み比べできるフェアが「鳥幸」全10店舗(※)で開催されます。「山崎梅酒」シリーズの香りや味わいを愉しむことができる、またとない機会です。
※えびす坂 鳥幸、乃木坂 鳥幸、銀座 鳥幸、観音坂 鳥幸、スペイン坂 鳥幸、赤坂 鳥幸、銀座 鳥幸 離れ、鳥幸 Wine pairing、難波 鳥幸、神楽坂 鳥幸
ウイスキー原酒を熟成させたウイスキー樽を使い、梅酒をじっくりと熟成させた「山崎梅酒」シリーズ。定番である「焙煎樽仕込梅酒」は、ほのかにバニラを思わせるような香りやすっきりとした甘さ、コク深い味わいや心地よい苦味の秀逸なバランスが特長です。対して、その名の通りスモーキーなウイスキーの熟成に使用したバーボン樽を使用した「スモーキー原酒樽仕込梅酒」では、焚き火を思わせるようなスモーキーな香りとより深いコク、長く贅沢な余韻が愉しめます。
どちらの商品にも共通するのは、従来の梅酒にはない“熟成感”。おいしいお酒と料理を知り尽くす、中西さんや渡邉さんのような“通”も満足させるその香りや味わいを、ぜひ体感してみてください。
「山崎蒸溜所貯蔵 サントリー梅酒」ホームページ
www.suntory.co.jp/umeshu/baisen-umeshu
問い合わせ先/サントリーお客様センター TEL:0120-139-310
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