菅田将暉

俳優

俳優・菅田将暉×写真家・野村佐紀子、
緊張感漂う濃密なフォトセッション

暴君を演じる舞台『カリギュラ』の本番直前。
菅田将暉の緊張感に写真家・野村佐紀子が対峙する、密度の濃い撮影が実現した。
誌面では紹介しきれなかった、トップ俳優の貴重な記録を特別公開。

写真:野村佐紀子 スタイリング:猪塚慶太 ヘア&メイク:AZUMA(M-rep)

いちばん大事なことは、
常に時代を意識することです。

ドルフィンジャケット¥102,300、共地のトラウザーズ¥51,700/ともにアワー レガシー(ジャックポット TEL03-3352-6912) シャツ¥31,900/ラクアアンドシー×ゴダール(ゴダール info@godard-ltd.com) ユーズドのカラー¥16,280/マルニ(ザ エレファント TEL03-6336-8814)

70’sカラーシャツ¥127,600/カイダン エディションズ(アディッション アデライデ TEL03-5786-0157)

表現をしている以上、
未来につながるなにかを創りたい。

バーシティジャケット¥237,600/ウェールズ・ボナー(ジェムプロジェクター TEL03-6418-7910) シルクパジャマシャツ¥24,200、シルクパジャマパンツ¥ 22,000/ともにプライベート・スプーンズ・クラブ(プライベート・スプーンズ・ クラブ 代官山本店 TEL03-6452-5917) 靴は私物

日々どうやって生きていくのか、
来年もそこを追求していきたい。

まさに役者として敵なし。俳優デビュー10周年を迎えた菅田将暉は、舞台『カリギュラ』の本番直前を迎えていた。「『カリギュラ』に向けて、いま、内面に育っているものを撮ってもらいたい」と、写真家・野村佐紀子とのフォトセッションに臨んだ菅田。稀代の暴君を演じる若き表現者からはこの日、ピンと張り詰めた空気感が身体全体から感じられた。それはトップランナーゆえの孤独を心の隅に抱えてきたであろう菅田が、もがき苦しみながらも前へ進もうとする静かな闘志のオーラのようにも見えた。ここで掲載している写真は、2019年のフィナーレを飾る大仕事を目前にした菅田将暉を捉えた、貴重な記録と言える。

撮影場所は、日本初の超高層ホテル

緊迫感あるふたりのフォトセッションが行われたのは、1971年に日本初の超高層ホテルとして開業した京王プラザホテル本館41階のインペリアルスイートルーム。直線で構成された格調あるデザインに、和を感じさせる調度品の数々、モダンな色彩感覚など、いまもなお新鮮さを失わない「ジャパニーズ・モダン」の美意識が凝縮している。70年代当時のままの状態を唯一留めた部屋として、いまも愛されている。

東京都新宿区西新宿2-2-1 03-3344-0111 www.keioplaza.co.jp
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