東京大学大学院修了、
レナード・バーンスタイン賞受賞のピアニスト
角野隼斗。
Cateen(かてぃん)名義のYouTubeチャンネル
登録者は150万人を超え、
今年11月にはKアリーナ横浜で2万人規模の
ソロコンサートを実現させる彼は、
なぜネスプレッソを選ぶのか。
両者が共鳴する創造の原点を探る。

新たにラインアップされた「クレアティスタ プロ」。バリスタのようにアレンジレシピやラテアートを楽しめる。
ニューヨークでは「ローステッド ヘーゼルナッツ」をよく飲む。
「ローストしたヘーゼルナッツの甘い香りが、気分を切り替えるスイッチになっています」と語る。
「6年前から『ネスプレッソ』を使っていました。コーヒーは僕の生活に欠かせない存在です」
そう語る角野隼斗は、2024年にソニークラシカルとワールドワイド契約を締結し、世界デビューアルバム『Human Universe』をリリース。米ELLE誌「文化を形づくるクリエイター 2025」にも選出され、権威ある音楽賞オーパス・クラシック賞で史上初の2部門受賞を達成した。
「僕にとってのコーヒーは、スッキリさせてくれる、オフからオンへと切り替えをしてくれるものです。手間と時間をかけずに本格的なコーヒーが飲める『ネスプレッソ』はありがたいですね」
コンサートのための選曲や新しい曲の練習、それに加えてYouTubeではさまざまな仕掛けを凝らした演奏と表現にトライしている。試したいことはいくらでもある。ニューヨークの自宅に帰った時には、コーヒー片手にピアノに向かう。
「ピアノの隣にあるテーブルにコーヒーを置いて、練習しながら飲んでいます」
YouTubeチャンネルではCateenとして活動し登録者150万人超、総再生回数2億回突破。2024年の日本武道館公演では、ピアニスト単独公演として最多となる1万3千人を動員。クラシック音楽の民主化を体現する角野は、「僕自身が音楽的に面白いと感じたものをシェアしたい」と前置きし、自身の活動をこう語る。
「『クラシック音楽を現代の聴衆にどう届けるか』という問いを、演奏や活動の中で常に投げかけています。伝統的なクラシック音楽と、いま生きている現代とのつながりを見出すことは、とても興味深いことです」
多様な入り口を用意し、限られた層にとどまらず、誰もが文化に触れるきっかけをつくる。そのアプローチは、「ネスプレッソ」の哲学と重なり合う。“バリスタが淹れたような上質なコーヒーを誰でも簡単に家庭で楽しめるようにする”という情熱のもと、カプセル式コーヒーというシステムを用いて、多くのコーヒー愛飲家に特別なコーヒー体験をもたらしてきた。
角野の20代最後の誕生日に開催された日本武道館でのピアノリサイタル。通常のピアノコンサートでは用いられないスピーカーを使った音響セッティングには工夫を凝らした。
© Ryuya Aamao
デビューアルバム『Human Universe』では、バッハから坂本龍一まで古典と現代を横断。来年リリースするショパンが中心のアルバム『CHOPIN ORBIT』には「ショパンという作曲家をテーマにしつつ、ショパンの曲とそれに対する自分の返答を交互に収録しています」とこだわりを語る。
「理論と感性の双方からアプローチします。作品から自分が感じる印象を自然に表現することはなによりも大切で、その感性を深めるために、周辺の音楽や美術に触れたり、実際の地に赴いたり。楽譜を読む、スタイルや歴史を学ぶ、また音響学を学ぶことで、感覚的に理解していたことの解像度が高まり、感性の裏付けになります」
世界が認める実力を持ちながら、角野は問い続ける。
「固定観念に縛られて、なにかを変えないようにしようという力は常に働いているように見えます。伝統を継承するのは大事なことですが、それは音楽家の役割の一部でしかない。その人だからこそできるなにかを生み出したいです」
「24の調によるトルコ行進曲変奏曲」では、転調するたびにライトの色を変える演出も。角野とコンサートスタッフがつくり上げた空間に聴衆は酔いしれた。

世界が認める実力を持ちながら、角野は問い続ける。
「固定観念に縛られて、なにかを変えないようにしようという力は常に働いているように見えます。伝統を継承するのは大事なことですが、それは音楽家の役割の一部でしかない。その人だからこそできるなにかを生み出したいです」
「24の調によるトルコ行進曲変奏曲」では、転調するたびにライトの色を変える演出も。角野とコンサートスタッフがつくり上げた空間に聴衆は酔いしれた。



「ネスプレッソ」もまた伝統を守り、革新を続ける。テロワールを厳選し、生産者とともにコーヒーを育み、専門家による焙煎、ブレンド、粉砕などの工程を経て、上質な一杯をつくり上げる。

その一杯は至福のひと時をもたらし、ライフスタイルへと昇華する。
両者とも確固たる信念と技術を携えながら、そして真髄を極めながら、それぞれの個性を込めて、格別な体験を届けている。
音楽の魅力はなにかという問いに、
「日常では体験できない世界に連れていってくれる力がある。
僕もそういう音楽を提供できる人でありたいと思っています」
音楽の魅力はなにかという問いに、
「日常では体験できない世界に連れていってくれる力がある。
僕もそういう音楽を提供できる人でありたいと思っています」
角野の挑戦は、演奏の場を広げることから始まった。YouTubeでの発信、ミニピアノやシンセサイザーの活用、照明や映像を駆使したコンサート演出。これらは、クラシック音楽を“みんなのもの”へと変えていく試みだ。
「内輪で評価されることだったり、個性を認め合うのではなく、どちらが良い悪いとか、正しい正しくないとか、そういうほうに目が向きがちになってしまうのは、芸術を享受する立場としては、とてももったいないことです」
歴史あるクラシック音楽の世界において、自由で柔軟な発想で固定概念を覆す彼は、“先駆者”と形容するにふさわしい。
「クラシック業界のオルタナティブな存在というか、エッジに立って境界を広げたり、またはつなぐような活動をしたいと常々思っていますし、それが自分にできることだと考えています」
Kアリーナ横浜でのコンサートも、新たな挑戦を宿している。
「大きな転換の時代を迎える中で、クラシックコンサートを未来につなげたい。テクノロジーを掛け合わせた視覚的な演出を含めたら、いままでにないクラシックコンサートがつくれるのではないかと、可能性を感じています」






挑戦と提案という行動指針は、「ネスプレッソ」にも通じる。たとえば、世界各都市のコーヒー文化にインスピレーションを得た「ワールド エクスプロレーションズ」は、世界の旅へいざなうような物語と驚きをもたらす。
優秀なバリスタたちが手掛ける味わいとレシピに敬意を払った「バリスタ クリエーションズ」は、コーヒーのさらなる楽しみ方を提案する。角野も楽しむフレーバーコーヒーは、ヘーゼルナッツや、バニラ、キャラメル、チョコレートの風味が楽しめる4種類を展開。デザートのような贅沢な味わいが堪能できる。
「好みを広げてくれる発見があり、自分でも知らない好みに出合えたことが、自分の幅を広げる体験になります。それぞれにストーリーがあると、自分の経験と結びつけることで共感できて、それも楽しい」と角野は語る。


挑戦と提案という行動指針は、「ネスプレッソ」にも通じる。たとえば、世界各都市のコーヒー文化にインスピレーションを得た「ワールド エクスプロレーションズ」は、世界の旅へいざなうような物語と驚きをもたらす。


優秀なバリスタたちが手掛ける味わいとレシピに敬意を払った「バリスタ クリエーションズ」は、コーヒーのさらなる楽しみ方を提案する。角野も楽しむフレーバーコーヒーは、ヘーゼルナッツや、バニラ、キャラメル、チョコレートの4種類を展開。デザートのような贅沢な味わいが堪能できる。


「好みを広げてくれる発見があり、自分でも知らない好みに出合えたことが、自分の幅を広げる体験になります。それぞれにストーリーがあると、自分の経験と結びつけることで共感できて、それも楽しい」と角野は語る。
movie director : Kouta Ogawa /
cinematographer : Daisuke Abe /
edit : Takashi Fujioka /
colorist : Koki Shimoji
2タイプのコーヒーシステム、それぞれ30種類以上のカプセルと豊富なラインアップ。⻑年積み重ねてきた高い技術によって良質なコーヒータイムを実現する。自分の好みに合ったコーヒーメーカーとカプセルを探してみよう。
2タイプのコーヒーシステム、それぞれ30種類以上のカプセルと豊富なラインアップ。⻑年積み重ねてきた高い技術によって良質なコーヒータイムを実現する。自分の好みに合ったコーヒーメーカーとカプセルを探してみよう。
エスプレッソの真髄を味わえる「オリジナル」と、
ラージカップなどさまざまなサイズに対応する「ヴァーチュオ」。
そのどちらにもラインアップされたのが
「クレアティスタ」シリーズ。
特徴は、フォームミルクがつくれるスチームノズルと、
光沢感のあるルックスだ。
イタリア出身の気鋭のデザイナーが手掛けたディスプレイコレクションを使えば、
カプセルをまるでインテリアのように保管できる。
「ネスプレッソ」は、上質なコーヒーを届けることを誓う。多様なスタイルや幅広い好みのすべてをかなえることが、情熱の源だ。
自宅でも気軽にバリスタクオリティのエスプレッソを楽しめる「オリジナル」のコーヒーメーカーに加え、ラージカップが充実し、カプセルの淵に印字されたバーコードを読み取り最適な抽出をする「ヴァーチュオ」を揃え、あらゆるバリエーションのコーヒーが気軽に淹れられるようになった。
加えて、カプセルコーヒーのラインアップは「オリジナル」と「ヴァーチュオ」でそれぞれ30種類を超え、シングルオリジンの「マスター オリジンズ」シリーズをはじめ、季節ごとの限定フレーバーも続々とリリース。選ぶ楽しみ、淹れる楽しみ、味わう楽しみ。豊かな選択肢で、日常に豊かなコーヒー体験をもたらし続けている。