人工知能がお会計、噂のスマートパン屋って?
BEIJING 北京

人工知能がお会計、噂のスマートパン屋って?

文:原口純子

マシンの前にパンを置くと、瞬時に計算。形状の異なるパンを見事に判別する。パンをひっくり返しても、きちんと読み取れる賢さ。photograph by Greg Mei

「味多美(ウェイドゥオメイ)」は、北京だけでも300近い店舗をもつ大手ベーカリー。今夏、Eコマースの巨人といわれるアリババ社と組み、“スマート化”したパン屋をスタートした。その便利さといえばまず会計だ。マシンの前にパンを置くと、人工知能が画像認識して合計金額を計算。支払いもスマートフォンで行え、レジに並ぶストレスを感じずに済む。また、アプリで焼き上がり時間を指定しておくと、焼き立てのパンを受け取れるサービスもある。焼き上がると通知が届き、認証コードをかざして保温ボックスから受け取れるというシステムだ。人工知能があらゆる分野に浸透し始めた中国。食の分野でも、さらにスマート化が進んでいきそうだ。

味多美

北京市朝陽区朝外大街19号華普大厦1F
TEL:010-6580-1159
最寄り駅:朝陽門
営業時間:24時間営業
無休
www.wdmcake.cn

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