これぞ全天候型スリッポンの決定版!クオリティを真摯に追求するOnが、2026年秋冬にリリースする最新作である。
Onのラインナップはランニングシューズが軸であり、スリッポンはごくわずか。その希少性だけでも物欲をくすぐられるが、このシューズには防水性能まで加えてきた。天候を気にせず毎日気軽に足入れできる一足に仕上がっている。
しかも履き心地も申し分ない。スリッポンでもしっかりと足にフィットする。
この記事の制作者は製品を先行販売で購入し、いち早く街中を歩き回っている。その印象でお伝えすると、地面の着地感はOnのハイキングシューズに近い固めのもの。クッション力と反発力に優れ、走り出したくなる心地よさだ。
トゥ周りがラバーで覆われた防水仕様なのに、足蒸れが気にならないのもいい。長時間の歩行で疲れ知らずなのもOnらしさに満ちている。実に丁寧に作られたシューズである。
機能を気にせず見た目のカッコよさだけで選ぶのもOK。ミニマルな造形美においても出色の出来栄えである。
近ごろはすっきりとシャープな足下がお洒落とされ、「スニーカーより革靴」との声が高まっている。スニーカーの履き心地のまま見た目の派手さを抑えたこのシューズが、両者の隙間を埋めるのに大活躍するだろう。
新しい農業の形を探る非営利農場である「スカイ ハイ ファーム(Sky High Farm)」と深く関わるシューズだ。彼らが運営するファッション&グッズブランド、スカイ ハイ グッズ(Sky High Goods)とのコラボレーション。アメリカ・ニューヨーク州にある同農場は、11年の創業時からアート、デザイン、ファッションと結びつき、イメージ面からも現代の農業のあり方を変革してきた。SHGはこれまでバレンシアガ、リーバイス、コンバース、ザ・ノース・フェイスなどともコラボ。その売上を農業支援に役立てている。
今回で2回目となるOnとのコラボにおいて、シューズに防水性を持たせたのは農作業やガーデニングに必要な性能だから。ゴツいアウトソールも、濡れた不整地をしっかりとグリップするためである。


さらに今回のコラボではウェア類も充実。農作業を中心とするワークシーンに合う機能を搭載しつつ、シンプルに洒落させている。まさしく「農場と都市をシームレスにつなぐ」服。Onが培ってきたアクティブなスポーツウェアの仕様や素材が活きている。
一般発売は11月5日(木)より、オンラインストアの「on.com」「skyhighfarmgoods.com」及び実店舗の「On Flagship Store Tokyo Ginza」「On Store Tokyo Cat Street」「Dover Street Market Ginza」にて。
何重にも奥深いレイヤー構造を持つ今回のコラボ。入手して損なしの価値あるコレクションである。

ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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