イギリスに、体長約60センチにも及ぶ巨大なネズミにリードをつけて散歩させ、料理の際にはシェフの帽子をかぶせて肩に乗せる男性がいる。その微笑ましい光景は、まるでディズニー映画『レミーのおいしいレストラン』のようだと、SNSで注目を集めている。
人間とネズミの深い絆
イングランド・リンカンシャー州サットン・ブリッジに住むトラックドライバーのマーティン・クリッチローさん(58歳)は、1歳のネズミ・エルヴィスを溺愛している。エルヴィスはアフリカオニネズミという種類で、体長60cmという大きな体に反して非常に穏やかな性格だ。エルヴィスは公園のブランコに揺られたり、ビスケットなどのお菓子を味わったりと、まるで人間のような生活を送っている。
マーティンさんはペットたちとの暮らしぶりを自身のSNSで公開している。最近話題になったのは、マーティンさんはエルヴィスに特製の小さなコック帽を被せ、肩に乗せて一緒にキッチンに立つ動画だ。その微笑ましい姿は、まさにネズミがシェフを目指す『レミーのおいしいレストラン』そのもの。投稿はたちまち5000をこえるいいねを獲得、「かわいい!」「小さな帽子が似合っている」と大好評を博した。
「害獣のイメージを覆したい」
大きなネズミをリードでつなぎ、肩に乗せて街や海岸を散歩するマーティンさんの姿に、当初、近隣住民らは驚愕したという。「巨大ドブネズミか?」「あの人は正気じゃない」といった冷たい視線や、ネット上での心ないコメントに苦しむこともあった。しかし、エルヴィスの愛くるしい姿や、同居する犬と仲良く遊ぶ様子が知られるにつれ、地域の人々の反応も温かいものへと変わっていったそうだ。
マーティンさんがSNSを続ける背景には、ネズミという動物への偏見を無くしたいという強い思いがある。ネズミは非常に高い知能と優れた嗅覚を持ち、地雷の探知や結核の早期発見に役立てられ、多くの人命を救っている実績がある。
マーティンさんは次のように語っている。「単なる害獣と思われがちな動物の違う一面を人々に知ってもらい、意識を変えたいのです。私が彼らを愛しているように、彼らも私を愛してくれているのです」
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【動画】シェフの帽子を被ったエルヴィス
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【動画】マーティンさんとエルヴィス
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