「口笛に気づき、ボートへ泳いできた」沖合1.6kmで発見された犬、釣り人が救い上げる瞬間

  • 文:吉井いつき
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Shutterstock ※画像はイメージです

メキシコ・セドロス島沖で、船に乗っていた釣り人たちが目を疑うような光景に遭遇した。島の沖合約1.6km付近の海上を、一匹の犬が泳いでいたのだ。大海原をただ一匹、頭を水面に出して泳ぎ続ける犬の姿は、発見した人々を驚かせた。

沖合1.6キロを漂流していた犬

今年8月4日、海を泳ぐ犬を発見したのは、地元でスポーツフィッシング会社を経営するアルトゥーロ・チャコンさんのボートだ。ボートの船長は当初、波間を進むその姿を見て、アシカだと勘違いしたという。しかし接近してみると、波間に浮かんでいたのは間違いなく犬であった。

このときの様子が動画に残っている。動画からは、犬が岸からかなり離れた場所を泳いでいることがはっきりとわかる。「一体何でこんな沖に?」と言いつつ、釣り人たちは犬に向かって口笛を吹いて声をかけた。それに気付いた犬がボートに向かって泳いできたので、乗組員の一人が犬を海から引き上げた。犬は暴れることもなく落ち着いた様子で、甲板に座り込んだ。

幸運を呼んだ犬

救助された犬は、泳ぎ疲れたのか疲労の色を見せていた。釣り人たちはすぐに水を与え、自分たちの昼食であったブリトーの一部を分け与えたという。空腹だったのか、犬は差し出された食べ物を美味しそうに平らげ、船の上で体力を回復させていった。

なお、この犬を救助してボートに乗せた直後から、急に魚がよくかかるようになったという。ボートの釣り人たちは、この犬が幸運を呼び込んでくれたと大変喜び、大いにかわいがったそうだ。

この一件がSNSで公開されると、動画はたちまち大きな反響を呼んだ。大手メディアにも取り上げられ、「かわいそうな犬を助けてくれてありがとう」「犬が無事で良かった」などと多くのコメントが寄せられた。

釣りを終えて港へ戻ると、船着き場にいた人の案内で、犬は無事に飼い主の元へと引き渡されたという。なぜこの犬が沖合まで泳いで行ってしまったのかは謎のままだ。

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【動画】海を泳いでいた犬を救助した瞬間

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@accuweather

A group of fishermen rescued a dog after stumbling upon it stranded in the waters off Cedros Island, Mexico. When they returned to shore, someone recognized the dog and helped reunite him with his owner. ❤️🐾

♬ original sound - AccuWeather

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