「4歳娘の悲鳴で振り向くと、コヨーテが…」母親が“ビーチサンダル”で反撃、顔を噛まれる様子に話題沸騰

  • 文:大村朱里
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Shutterstock※写真はイメージです。

アメリカ・アリゾナ州で、4歳の娘を襲ったコヨーテに母親が立ち向かい、ビーチサンダルを振り回して撃退するという出来事が起きた。母親自身も顔を噛まれて負傷したものの、娘は無傷。突然の野生動物による襲撃から娘を守った母親の行動に、注目が集まっている。

「娘を抱き上げて叫んだ」 突然コヨーテが襲撃

出来事が起きたのは9月上旬、アリゾナ州サプライズ。35歳のブリタニー・カーディナルさんは、4歳の娘と外で凧遊びをしていたところ、突然、娘の悲鳴を聞いた。振り返ると、そこには娘に襲いかかろうとするコヨーテがいたという。カーディナルさんはすぐに娘を抱き上げ、コヨーテに向かって大声で叫んだが、コヨーテは逃げるどころか、その場を動こうとしなかったため、とっさに足元のビーチサンダルを脱ぎ、コヨーテに向かって振り回しながら、必死に追い払おうとした。しかし、その最中にカーディナルさんが地面に倒れてしまうと、コヨーテが飛びかかり、今度は彼女の顔に噛みついたという。顔を負傷し、血を流しながらも、娘を守るために抵抗を続けたカーディナルさん。その後、2人はコヨーテから少しずつ距離を取り、なんとか自宅へ逃げ込んだという。当時の状況について、カーディナルさんは次のように振り返っている。「全くためらいはなかった。何も考えていなかったと思う。母親なら誰でも、自分の子どもを守ろうとすると思う」また、顔を噛まれた際の感覚については、「トラウマになるような出来事が起きると、痛みを感じないと聞くけど、本当に痛みは感じなかった。ただ、顎で締め付けられる圧迫感だけを感じていた」と語った。カーディナルさんは顔に裂傷や刺し傷を負ったものの、娘は無傷だったといい、今では、二度と同じような事態に遭わないため、常にペッパースプレーを持ち歩いているというそうだ。

2023年以来初の人への襲撃 野生生物当局も調査

今回の襲撃について、アリゾナ州の野生生物当局は、フェニックス地域で2023年12月以来、初めて確認されたコヨーテによる人への襲撃だと説明。何がコヨーテを襲撃に至らせたのかは、現時点では分かっていないという。当局は周辺で複数のコヨーテを捕獲し、狂犬病の検査を行っている。また、アリゾナ州ゲーム・アンド・フィッシュ局の担当者は、コヨーテに襲われた場合には、大声を出したり、物を投げたり、反撃したりして、動物を追い払うことが重要だと説明している。

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