SEOUL ソウル/韓国
法衣を纏った身長130㎝のロボットが合掌して「三帰依」を行う。「過充電しない」など、ロボット専用にアレンジされた戒律も話題を呼んだ。
今年5月、韓国で史上初となるヒューマノイドロボットの「受戒式」が行われた。仏教の戒律を守り、仏弟子になることを誓ったロボット僧侶「ガビ」は、後日釈迦の誕生日を祝う燃灯行列にも登場。約5万人が練り歩くパレードで、沿道からひときわ熱い視線を浴びた。
近年の韓国仏教は、“恋活テンプルステイ”や“般若心経EDM”など、斬新な企画を通して「厳かで堅苦しい」という従来のイメージからの脱却を図っている。今年の「ソウル国際仏教博覧会」では4日間で25万人を動員し、来場者の8割を20〜30代が占める社会現象となった。韓国では、こうした型破りなアプローチで、伝統宗教がヒップな若者カルチャーへと進化しているのだ。

