最近、アメリカの複数の州で、頭部から黒い触手のような、無数の突起を生やしたウサギを目撃したという投稿がSNSで急増しているという。ウサギをモンスターのような姿に変えてしまった原因はウイルスによる感染症だという。
全米で相次ぐ目撃談
今年5月30日、米ニューヨーク州で牛のブローカーを営む男性が、自宅近くで奇妙な姿のウサギに遭遇した。そのウサギの頭部には複数の黒い突起が生えていて、非常にグロテスクな見た目だったという。また6月15日には、ウィスコンシン州の女性も『触手顔のウサギ』を目撃した。
異様な姿をしたウサギの動画や画像は、SNSにも複数投稿されている。投稿には「なにこれ、怖い」「ホラー映画みたい」「ジャッカロープ(頭から角を生やした伝説上のウサギ)だ」といったコメントが付けられている。
実は2025年8月にもコロラド州で同様の姿をしたウサギが多数目撃され、ニュースになっていた。そこからわずか1年足らずで、中西部から東海岸へと目撃エリアが拡大したことになる。
不気味な姿の原因はウイルス
アメリカ各地で人々を驚かせ、恐怖させた触手頭のウサギ。その正体は、ワタオウサギパピローマウイルス(CRPV)に感染した野生のウサギだ。
このウイルスは主に蚊やダニなどの吸血昆虫を媒介して感染し、ウサギの皮膚に赤く隆起した斑点を作る。それがやがて角質化し、角や触手のように見える硬い腫瘍(乳頭腫)へと急成長し、不気味な姿になってしまうのだ。
この腫瘍自体は痛みもないとされる。ペットのウサギが感染した場合は、悪性化する前に獣医師による外科手術で腫瘍を綺麗に切除することが可能だ。しかし、野生のウサギの間では、腫瘍がどんどん肥大化していくケースが多い。腫瘍が大きくなりすぎると、視界や聴覚を奪われたり、食事や水分補給ができなくなるといった事態に陥り、最終的に多くのウサギが死に至る。野生のウサギにとっては致命的な病だ。
ウサギの飼い主にとっては恐ろしいニュースだ。しかし専門家によると、このウイルスが人間、犬や猫など他のペットに感染した事例はないという。
ネット上では「安楽死させてあげるべきではないか」との議論も起きている。しかし、米国の野生動物管理当局は「人間への公衆衛生上のリスクはないため、見かけても手を貸そうとせず、安全な距離を保ってそのままにしておくことが最善である」と推奨している。
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@dailymail Reports of rabbits appearing as grotesque, horned creatures with black, tentacle-like growths sprouting from their heads are on the rise. Americans in Wisconsin, Minnesota and New York have shared images online of the creatures in recent months, likening them to "something that escaped from a horror movie." Ze Peitica Gado, a cattle seller in New York, spotted one of the rabbits on May 30, saying on Facebook: "Made eye contact with this rabbit and immediately regretted it." The rabbits are infected by the cottontail papilloma virus (CRPV), also known as Shope papilloma virus, which causes cancerous lesions resembling horns, typically on or near the animal's head. The strange-looking rabbits made headlines in August of 2025 when numerous sightings emerged in Fort Collins, Colorado. Visit DailyMail.com for more.
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