米国内でも特に強固なセキュリティに守られた軍事拠点グルーム・レイク飛行試験施設ことエリア51。その周辺で超常現象調査グループが暗視カメラで捉えた不鮮明な映像が、世界の航空・軍事コミュニティから注目されている。米軍が開発中のF-47ジェット戦闘機の姿を映している可能性があるというのだ。
動画は「本物」専門誌が太鼓判
問題の動画は今年6月5日、超常現象系YouTubeチャンネル「PROJECT FEAR」から公開された。エリア51近辺で夜間にサーマル暗視カメラで撮影されたという映像には、クリスマスツリーのようなシルエットの物体が夜空を高速で飛行している様子が捉えられていた。
エリア51付近ではこれまでにも多くのUFO動画が撮影されてきた。だが、その多くはマニアの間で話題になるだけで、航空や軍事の専門家らから注目されることは滅多にない。しかし今回は、航空専門メディアもこの映像を取り上げ、検証の結果、本物のF-47である可能性が極めて高いと伝えている。
謎多きF-47戦闘機
F-47は、米国防総省が次世代航空支配戦闘機計画(NGAD)として開発中の世界初の第6世代ステルス戦闘機である。第47代アメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプ氏にあやかり、F-47と命名された。その詳細なスペックはもちろん、見た目についても明かされていない。
動画に映っていたのは、航空アナリストたちの予想とも一致する「クリスマスツリー型」の機体だった。主翼の途中で角度が大きく変わる特殊な翼、クランク翼を持ち、機体前方には巨大な三角形の先尾翼(カナード)を備え、主翼の後縁は鋸歯状にデザインされている。
この独特な形状は、ボーイング社の航空エンジニアだったダロルド・カミングス氏が1980年代に設計したものに酷似しているという。カミングス氏によると、この設計は「1983年当時では操縦は不可能だったが、現代の飛行制御システム(フライ・バイ・ワイヤ)なら高迎角でも制御可能だ」という。
動画を解析した専門誌The War Zoneのアナリスト、トーマス・ニューディック氏は、「現時点では、これが実際に実在する航空機であるとしても、我々が目にしているのは一体何なのか、はっきりとは分からない」と前置きしつつ、「F-47が影から轟音と共に飛び出して来たときの姿を予見させるものである」と述べている。
超常現象を追い求める人々が偶然にも撮影したのは、果たして国家機密の次世代戦闘機だったのだろうか。エリア51の長年のウォッチャーであり、PROJECT FEARに最適な撮影ポイントを教えたというアンダース・オッテソン氏は次のように語る。「超常現象チャンネルからの発信だからという理由で偽物だと決めつける人がいるが、これは間違いなく本物だ」
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【動画】エリア51で撮影されたF-47戦闘機の可能性がある飛行物体
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