ハイプスニーカーを店に並べ、スニーカーヘッズたちを夢中にさせているニューヨーク発のショップ「KITH」。ラグジュアリーストリートの印象が強い彼らだが、ドイツのコンフォートサンダルのビルケンシュトックとも長年の蜜月な関係にある。両者が初めてコラボしたのは2019年。派手めな柄のサンダルを発表した。その後もコラボは続き、最新版となる26年夏モデルが今年6月に登場。スエードやヌバックを採用した“渋い”大人仕様である。
全2型のうち、多くのファッション好きが惹かれるのはクロッグ型の「キス アムステルダム」ではないだろうか。滑らかな足下を演出するスリッパのような佇まい。ベルトがついたローファーよりもストイックな究極のミニマルデザイン。柔らかなレザーアッパーがリラックスした大人のムードを生んでいる。「レザーシューズを履きたい気分だが、サンダルの気楽さも捨てがたい」と、今の時代感に合うフットウェアを探していた人に刺さる一足だろう。
実はこのキス アムステルダムは既存の「アムステルダム」をアレンジしたもの。ただし通常品はアッパーの素材が大きく異なりウールフェルトだ。冬の室内履きが似合う温かなモデル。そのアッパーをレザーに載せ替えたKITHは、いま求められるフットウェアの傾向を巧みに掴んでいる。
今回のコラボのもう1型は「キス チューリッヒ」。スエードにロゴを片押ししたモノグラム模様である。凹凸がアッパーに複雑な表情を与えている。これも既存の「チューリッヒ」の素材載せ替えだ。KITHファンはアムステルダムよりもこちらのほうが好みかもしれない。足先が開いた解放感もクロッグを上回る快適さだ。
2型とも価格が通常品より割高なのは、ハイエンドなライン「ビルケンシュトック 1774」とのコラボだから。それでも5〜6万円以上が標準的な1774にしては値頃に抑えられている。希少性も含めこれらのKITHコラボに魅力を感じる人は、いますぐ「1774.com」にアクセス、または世界各国の一部取り扱い店舗に足を運ぼう!
1774.com
www.birkenstock.com/jp/1774/

ファッションレポーター/フォトグラファー
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。
明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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