米国、カナダ、メキシコの3カ国で共同開催されている「FIFAワールドカップ2026」。48カ国、全104試合というが行われるサッカーの祭典が幕を開けた。本記事では、公式フォトエージェンシー、Getty Imagesによるベストショットで6月11日〜6月18日までの試合をプレイバックする。
6月11日
2026年6月11日、メキシコシティ・スタジアムで行われたメキシコ対南アフリカ戦で、ラウル・ヒメネスがメキシコ代表の2点目を決めた直後の歓喜の瞬間。喜びに満ちた表情を見せるヒメネスの姿はサッカーが持つ魅力を象徴し、さわに鮮やかな色彩と熱狂に包まれた観客席を背景が加わることで、まるで国全体のエネルギーを体現しているようだ。
6月12日
カナダ代表の主将アルフォンソ・デイヴィスを先頭にチームメイトたちが並ぶこの写真は、カナダが開催国としてW杯初戦に臨む、同国サッカー史における象徴的な瞬間。単なる試合前の国歌斉唱の場面ではなく、リーダーシップ、団結、そして国家としての誇りを描いている。キックオフ直前に心をひとつにするチームメイトたちの姿を、臨場感たっぷりで伝えている。
6月13日
カタール代表が初ゴールを決め、ブアレム・フーヒがチームメイトたちに囲まれ歓喜に包まれる様子を捉えた。個人の偉業がチーム全体の喜びへと変わる瞬間を切り取っている。選手たちがゴールスコアラーのもとへ駆け寄り、見る者の視線を自然と中心へ導く。背景にいるサポーターたちの姿が、このゴールの重要性とスタジアム全体を包む熱狂を際立たせている。
6月14日
ダラス・スタジアムの高所に設置されたキャットウォークから、リモートカメラを用いて撮影。サッカーW杯最大級の会場をまるで小さな惑星のように描き出している。約7万人の観客がピッチを取り囲む光景は、サッカーが持つ世界的な魅力をビジュアルとして表現し、世界中の何百万人ものファンを結び付けるそのスケールと熱狂を印象的に伝えている。
6月15日
アトランタ・スタジアムのキャットウォークから撮影した、優勝候補のスペイン相手に幾度となくスーパーセーブを見せたカーボベルデのGKヴォジーニャの姿。40歳でワールドカップ初出場を果たしたヴォジーニャは、本大会最年長のデビュー選手としてピッチに立つ。試合終了後には感情をあらわにする姿も見せ、カーボベルデに大会屈指の番狂わせをもたらした。
6月16日
アルゼンチンの初戦となるアルジェリア戦で、リオネル・メッシがこの試合1点目となるゴールを決めて歓喜する瞬間を捉えた。両腕を大きく広げ、アルゼンチンサポーターに向かって駆け出す姿からは、約20年にわたり世界中のファンを魅了してきた彼の自由な躍動感が伝わってくる。もうすぐ39歳となる今もなお第一線で活躍するメッシは、この試合でハットトリックを達成し、大会初戦から圧倒的な存在感を示した。
6月17日
クロアチア戦でゴールを決めて歓喜するイングランド代表主将ハリー・ケイン。イングランド代表を象徴する存在となったケーンの卓越した実力、情熱、そして強い決意が伝わってくる。赤と白に彩られた満員のダラス・スタジアムを背景からは、イングランド代表に向けられる大きな期待を映し出している。
6月18日
カナダ代表がカタール代表に快勝した試合で、ジェイコブ・シャッフェルバーグが宙へと跳び上がる瞬間。BCプレイスを埋め尽くした大観衆と赤一色に染まったスタンド、そしてカナダ国旗を背景に構成されたこの写真は、開催国のひとつとしてワールドカップの舞台に立つカナダを包む高揚感と期待感を表現。母国開催のW杯を存分に楽しむ国全体の喜びと誇りが凝縮されている。
Getty imagesとFIFAワールドカップ
FIFAワールドカップの公式フォトエージェンシーであるGetty Imagesは、3カ国・16都市で開催される全104試合、48チームの戦いをはじめ、選手たちの表情、スタジアムを彩るファン、ファンフェスティバル、セレブリティなど、大会を象徴するあらゆる瞬間を記録する。会期中は115名以上のフォトグラファー・編集者・オペレーションスタッフを現地に配置し、260万枚以上の画像を撮影・編集する。
Getty images