GAZOO Racingが6月2日、「GRMNカローラ」を世界初公開した。日本、北米、豪州などで台数限定販売を予定し、日本では2027年内の発売を目指す。商談申し込みは今秋から「GR app」で受け付ける。
「GRMNカローラ」は、「モータースポーツを起点としたもっといいクルマづくり」を体現するモデル。マスタードライバー・モリゾウこと豊田章男の原点でもあるドイツ・ニュルブルクリンクを全開で走り切ることを目標に、スーパー耐久シリーズやニュルでの実走行を重ねながら開発された。
最大の特徴は、走行性能を引き上げる専用エアロだ。フードダクトやフェンダーダクト、フロントサイドスポイラー、大型リアウイングは、水素エンジン搭載GRカローラで培ったノウハウをベースに開発。高速域でも4輪の接地性を高め、ニュルでのテストを通じて細部までブラッシュアップされた。
さらに専用モノチューブダンパーやリバウンドスプリング、245幅のミシュラン「Pilot Sport Cup 2」を採用。サスペンションや4WD制御も専用チューニングとし、超高速域での安定性を追求している。
搭載される1.6Lターボエンジンは、スーパー耐久で得た知見を反映し、最大トルクを415Nmへ向上。中速域のトルクを強化したほか、インタークーラースプレーを追加し、高負荷走行時でも安定した性能を発揮する。
また、よりダイレクトな走りを実現するためリアシートを撤去し、ベース車から約30kg軽量化。コクピットには専用フルバケットシートや植毛加工を施したインストルメントパネルを採用し、ドライバーが運転に集中できる空間へ仕上げられている。
なお、GR-DATを搭載した5人乗りモデル「GRカローラ MORIZO RR」も開発中。両モデルは6月28日まで富士モータースポーツフォレスト ウェルカムセンターで展示される。



















