大阪・心斎橋にクリスチャン・ディオールの新しい旗艦店「ハウス オブ ディオール 心斎橋」がオープンした。場所は大阪を代表する大動脈、御堂筋と長堀通がクロスする交差点のすぐ近くに位置する。
ひと目見て圧倒される波打つようなファサードは、2025年に大阪・関西万博で会場デザインプロデューサー兼大屋根リングを手がけた建築家、藤本壮介がデザインしたもの。創設者であるクリスチャン・ディオールがデザインした流れるようなドレープや重なり合う生地を彷彿とさせる白の外観は、建物の横への広がりと優雅さを強調する。
インテリアデザインを担当したのは「ルイ・ヴィトン 銀座並木通り店」や「ティファニー 銀座」を手がけたアメリカの建築家、ピーター・マリノ。店内は4つのフロアにまたがっており、壮大な螺旋階段が各階をつなぐ。店内に足を踏み入れると、アメリカの現代彫刻家、アリス・エイコックによるダイナミックな彫刻作品が訪れた人を出迎える。
1階はウィメンズのアクセサリーやファイン ジュエリー、シューズ、レザーグッズなどのアイテムを展開。最高級フレグランス「ラ コレクシオン プリヴェ」の品揃えも見逃せない。
2階にはクリエイティブ ディレクターのジョナサン・アンダーソンによるプレタポルテのコレクションを取り揃える。続く3階はメンズフロアとなっており、幅広いコレクションを用意している。店内はいたるところにアートピースを展示。ギャラリストでもあったムッシュ ディオールと親交の深かったクリスチャン・べラールの繊細で詩的な作品も見られる。
4階にはムッシュ ディオールの名を冠したレストランが入る。ピーター・マリノが構想した空間やフラワーアーティストの東信が手がけたカプセル化した花々は、ムッシュ ディオールのアイデアの源泉であった庭園をオマージュしたものだ。世界でもっとも多くミシュランの星を獲得した女性シェフ、アンヌ=ソフィー・ピックが考案したメニューは、ディオールの歴史やデザインコードを再解釈したもの。フランスのオートキュイジーヌと日本の食材が融合した「ラ トワル ブランシュ」や「レ ペタル」といった詩的な料理が目と舌を楽しませてくれる。
関西随一となるディオールの新しいフラッグシップストア。幅広く取り揃えられたアイテムだけでなく、アートや建築、食の楽しみも享受でき、メゾンの世界観をあますことなく体感できる極上の空間となっている。関西のカルチャー発信地である心斎橋に新たなランドマークが誕生した。
ハウス オブ ディオール 心斎橋
住所 : 大阪府大阪市中央区心斎橋筋1-9-17
営業時間 : 11時~20時
TEL : 06-6734-5226