釣り中の8歳男児にビーバーが何度も猛突進する動画に騒然…“狂犬病陽性”も判明「怖すぎる!」

  • 文:吉井いつき 
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Shutterstock ※画像はイメージです

米ニュージャージー州の湖で、釣りをしていた8歳の男の子が野生のビーバーに襲われて病院に搬送された。その後の検査で、このビーバーが狂犬病に感染していたことが判明し、地元保健当局は緊急警戒を呼びかけている。

釣りをしていただけなのに…

今年5月3日、午後6時頃。ニュージャージー州北部マワにあるコンチネンタル・ソルジャーズ・パーク内の湖畔で釣りをしていた少年に、1頭のビーバーが突然湖から上がり、猛烈な勢いで突進してきた。

驚いた少年は逃げようとしたが転倒し、その隙にビーバーに脚を噛まれた。さらに上太もも付近を何度も攻撃された。少年を救うため、家族や友人たちがビーバーを蹴ったり叩いたりして必死に応戦し、ようやくビーバーは少年から離れていった。しかし、救急隊が到着するまでの間も、このビーバーは逃げるどころか、人間たちのさらなる隙をうかがうかのような異常な行動を見せていたという。

ビーバーから狂犬病の陽性反応

本来、ビーバーは人間を積極的に襲うような動物ではないという。今回のように、野生動物が異常に攻撃的であったり、日中にふらふらと姿を現したりする場合は、狂犬病などの病気に感染している可能性がある。

そして5月5日、その懸念は的中してしまった。マワの保健局は、捕獲されたビーバーから狂犬病の陽性反応が出たことを正式に発表した。

狂犬病は、感染した動物の唾液を介して広がり、発症するとほぼ100%死亡すると言われる恐ろしいウイルス性の感染症だ。噛まれた直後から適切なワクチン接種を開始すれば発症を防ぐことができる。

恐ろしいことに、地元警察の捜査により、少年を襲ったのと同じ個体と思われるビーバーが他の人々も襲っていたことも判明した。このビーバーが人々に襲いかかる様子を収めた動画がSNSにアップされると、たちまち大きな話題となって拡散された。

この動画には、人間に執拗に襲いかかるビーバーと、数人がかりでなんとか引き剥がしたビーバーを湖に放り投げて逃げる人々の様子が収められている。端から見れば、小動物に翻弄される人間たちの滑稽な姿を捉えた動画にも見えるが、その動物が狂犬病となれば話は全く違ってくる。

地元保健局は、「この動物と接触した可能性のある人物は直ちに届け出て、医師の診断を受けるように」と強く勧告している。

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【動画】何度も少年を襲うビーバー

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【動画】少年を襲うビーバーの様子