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世界屈指の透明度を誇るブラジル・フェルナンド・デ・ノローニャ諸島の海で、女性が太ももをサメに噛まれるという痛ましい事件が起きた。その一部始終を捉えた動画が、噛まれた当人のSNSに投稿され、注目を集めている。
海に飛び込んだら…
シュノーケリング中にサメに噛まれてしまったのは、ブラジル在住の弁護士タヤーニ・カショエイラ・ダラゼンさん。サーファーでもある彼女は、今年1月、友人たちとフェルナンド・デ・ノローニャ諸島でシュノーケリングを楽しんでいた。エメラルドグリーンの海に飛び込んだタヤーニさんが水中を優雅に回転してみせた直後、大きなコモリザメが接近してきた。そして、その太ももにガブリと噛み付いた。
コモリザメはその温厚な性格から、人間を襲うことは極めて稀と言われている。管理された環境下で、ガイド同行のもと観察するアクティビティが世界中で行われているような種類のサメである。そのため、タヤーニさんたちもサメの接近に強い危険を想定していなかった。
実際、映像を見ると、サメは攻撃的に襲いかかっているというよりは、飛び込んできたタヤーニさんの脚をエサと見間違えて、数秒間噛んでしまったというような様子にも見える。周囲のダイバーやガイドたちによってタヤーニさんはすぐに救い出され、応急処置を受けた。噛まれた太ももには縫合が必要な傷ができていたが、大事には至らなかった。
「あれは例外的なアクシデント」
今年4月、タヤーニさんは自身のInstagramアカウントに、事故の瞬間を捉えた動画をアップ。この投稿は瞬く間に拡散され、14万回を超えるいいねを獲得している。タヤーニさんはこの動画を単純にサメの危険性を訴えるものとはしていない。「これは種全体の習性から外れた、極めて例外的なアクシデントです。コモリザメは人間を獲物とは見なしていません」と、コメントで今回の事件をあくまで偶発的な事故だったと強調し、サメの危険性を強調する意図ではなく、誤解を正す意図で投稿したとしている。
事故から3カ月が経過した現在、タヤーニさんはすでにサーフィンに復帰。事故現場となったフェルナンド・デ・ノローニャの海へも潜り、再びサメたちと一緒に泳ぐ姿まで公開している。
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