【マクロン大統領のサングラス】爆売れの裏で論争も。メイド・イン・フランスの行方

  • 文:髙田昌枝(パリ支局長)
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PARIS パリ/フランス

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マクロン大統領が着用した「Pacific S 01」は、これを機に該当モデル専用のE-shopを新設するまでのベストセラーに。659ユーロ。

1月、スイスのダヴォスで行われた世界経済フォーラムで、マクロン大統領が、突如としてサングラススタイルで登場し世間を賑わせた。たちまち評判となり、注文が殺到。結膜炎対策として着用したというサングラスは、眼鏡産業のゆりかご、ジュラ地方に本社を置く、創業1921年のアンリ・ジュリアン社のもの。19世紀に生まれた特殊な金メッキ工法を守るフランス企業と紹介されるなか、実は23年にイタリア企業に買収され、現在ジュラ地方で製造していないことが明るみに。報道によれば、同社が本社を置くロンス=ル=ソーニエ市の市長が生産拠点の再移転を呼びかけているとか。これを機会に、正真正銘のメイドインフランスの復活なるか?