米テキサス州で、異様な動きを見せるオレンジ色の火の玉が目撃され、話題になっている。隕石(火球)ならば直線的に落下して燃え尽きるが、この物体はジグザグに飛行したり、地上に向かって降下した後に再上昇したりするという不可解な挙動を見せたというのだ。
目撃者が語る異常な軌道
今年3月17日の夜、テキサス州レッドオーク周辺で不気味な飛行体が目撃された。それはロケットエンジンの排気のような明るいオレンジ色をしていて、光の尾を引きながら夜空を駆け巡っていた。目撃者によれば、物体は地上に落ちてきたかと思えば急旋回して上に向かい、ジグザグとした軌跡を描きながら高速で空を飛んで、光の尾が消えた直後にふっと姿を消してしまったという。
この怪現象を捉えた動画はSNSでも大きな反響を呼んだ。地元メディアが公式Instagramに投稿した動画は3万回を超えるいいねを獲得、1500件を超えるコメントが寄せられた。気になるその正体については、花火を積んだドローンや米軍の秘密兵器、UFOといった説が取り沙汰されている。
世界で火球が多発
実は同じ週、世界各地で立て続けに火球が目撃されている。3月15日にはトルコのウジャク、17日には米オハイオ州周辺、16日には豪シドニーで確認されている。流星群の時期ではないのに、これだけの数の火球が同じ時期に各地で目撃されることは稀だという。
なお、今回テキサス州で目撃された光はこれらの火球とは明らかに違っている。NASAや米国流星学会(AMS)も、テキサス州で当該日時に隕石があったという報告は出していない。
今回の火の玉が見せた「物理法則に反する機動」という特性は、UAP(未確認異常現象、近年UFOの代わりに使われる用語)が持つ5つの観測特性のうちの一つだ。米トランプ政権がUAPに関する機密情報を開示すると話題になっているさなかに現れた謎の火の玉。その正体が判明する日は近いのだろうか?
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【動画】テキサス州で目撃された奇妙な動きをする火の玉
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