まるで『アバター』? 朝起きたら肌が青くなった男性…原因はまさかの寝具だった

  • 文:宮田華子
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shutterstock_2707595515(大).jpegPhoto:Josiah True/Shutterstock※写真はイメージです

朝目を覚ましたら、自分が「アバター」になっていた― ある男性の体験談がメディアで報道されている。

イギリス在住の42歳の男性、トミー・リンチは、寝室で目を覚ました直後、自分の手が青くなっていることに気付いた。指先から腕にかけて青みがかった色になっており、まるで映画「アバター」のナヴィ族のようだと唖然とした。加え、体調も悪く感じ、不安に襲われたという。

全身ブルーの緊急事態

リンチの異変には介護士として働く友人のデルも気付いた。デルは彼の手の青さを確認し、体調の悪さも察知。最寄りの病院へ急いで連れていったという。

病院関係者はリンチの青い皮膚に驚いたが、彼は落ち着いて状況を説明した。呼吸や意識には問題はなかったものの、医療スタッフは血中酸素の異常や心肺機能のトラブルなど、緊急性の高い症状を疑い、慎重な対応を取った。

検査結果は拍子抜け 

血液検査や酸素飽和度の測定など精密検査の結果、体内に異常はまったく見つからなかった。

そこで看護師が腕をアルコールワイプで拭うと、拭いた綿がすぐに青く染まった。皮膚表面に色素が付着しているだけで、どうも体内の問題によるものではないことがこの段階で判明した。

真相は新品の「あるもの」 

医師たちは外的要因を疑い、生活環境を確認した。注目されたのは前夜に使用していた寝具であった。

リンチはデルからプレゼントされた新品のキングサイズのシーツを、使用前に洗わずに2晩続けて寝ていた。その結果、染料が汗や体温で溶け出し、長時間肌に触れていた部分に色が移ったのだ。

リンチは「新品のシーツを洗わなきゃいけないなんて知らなかった」と苦笑い。病院でも医師や看護師たちは笑いながら対応したという。数日間の入浴で肌の色は元に戻り、母親にも「生きているから大丈夫」と連絡し安心させた。

リンチ本人のユーモラスな受け止め方により、事件は笑い話として報道されている。

同じようなことを体験した人はいるかもしれないが、まずは慌てず、落ち着いて状況を把握すること。その上で、緊急性を感じる場合は、躊躇せずに専門の医療機関に行くことをおすすめする。

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確かに手が青くなっていた。慌てるのも理解できる。

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病院で酸素吸入処置をうけたリンチ。