スコットランド在住のメリッサ・アシュクロフトさん(30)は、自らを「イギリスで最も大きなバストを持つ一人」と語る。しかし、その生活は苦痛に満ちている。Qカップという驚異的なサイズのせいで、彼女の日常生活は常に痛みと不快感の中にあるという。英ミラー紙が取り上げた。
朝、ベッドから出るのも苦痛
メリッサさんのバストの重さは、合計で約16キロに達する。「毎朝、ベッドから出るだけでも苦痛」と彼女は明かす。思春期以降、重度の腰痛に悩まされており、今では背中への激痛のせいで、生後8ヶ月の娘を抱き上げることすらままならないという。
遺伝的な要因で大きくなり続けた胸は、今や彼女の健康と家族との時間を奪っている。20歳の頃から乳房の縮小手術を希望してきたメリッサさんだが、医師からは「出産と授乳を終えるまで待つように」と助言されてきた。そして昨年、二人目の子供を出産し、ようやく手術を受けられる段階に達した。
手術への壁
しかし、そこで立ちはだかったのが英国公的医療制度(NHS)の壁だった。現在メリッサさんのBMIは35であるが、NHSで手術を受けるには、27まで下げなければならない。
医師からは約70キロまで減量するよう命じられたが、ここにも大きな問題がある。胸の重みで激痛が起きるため、走ることもジムでのトレーニングも大変な苦痛を伴うのだ。「ジムにも行けず、痛みで運動もできない。それなのに痩せろというのは、あまりにも残酷です」とメリッサさんは話す。
医師からは最近話題の「肥満治療薬(減量注射)」の使用も提案されたが、メリッサさんはこれを拒否している。彼女の親族二人がその副作用で苦しむ姿を目の当たりにしてきたからだ。
出口の見えない状況の中、彼女は唯一の希望として、私立病院での手術費8,000ポンド(約150万円)を集めるためのクラウドファンディングを開始した。
「もし手術が受けられたら、一生分のクリスマスプレゼントを一度に貰うようなものです。公園で子供たちと一緒に走り回って、この手で抱き上げたい。ただ、それだけが私の願いです」
昨年、メリッサさんは現地で有名なテレビ番組に出演し、自らの苦悩と苦痛を訴えた。SNSにアップされたインタビュー動画には1万を超えるいいねが付き、同じような苦しみを持つ女性たちから「早く手術を受けられますように」とのメッセージが多数寄せられていた。彼女の苦痛が和らぐ日が来るのはいつになるのだろうか。
---fadeinPager---
【動画】メリッサさんのインタビュー動画
@thismorning From bra strap cuts to a slipped disc, Melissa Ashcroft reveals the shocking toll her 36M breasts have taken on her life.
♬ original sound - This Morning