「40億円の札束の山…」好きなだけ持ち帰りOK。中国企業の豪快イベントに「うらやましすぎる」の声

  • 文:大村朱里
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Tetiana Chernykova-Shutterstock ※写真はイメージです

中国の企業イベントで、まるで映画のワンシーンのような光景が広がった。社長が会場に大量の現金を積み上げ、「持てるだけ持って帰っていい」と社員に呼びかけたというのだ。

話題となっているのは、中国・河南省のクレーンメーカー、Henan Kuangshan Crane Co., Ltd.が開催した年次パーティー。会場にはおよそ7000人の従業員が集まり、800卓の宴席テーブルの上には合計約40億円もの現金が積み上げられた。

カラフルな照明が照らす会場で、スーツ姿の従業員たちはテーブルに並ぶ札束を前に歓声。実際に「持てるだけ持っていく」という形式でボーナスが配られたといい、報道によると、ある従業員は約200万円を手にしたという。

この豪快なボーナスを用意したのは、同社の創業者で会長のCui Peijun氏。イベントで彼はこう語ったとされる。

「以前はネックレスや指輪を贈っていたが、今回は現金を用意した。さらに全員に約45万円を支給する」

そして、銀行振込ではなく“現金の山”にした理由についても説明した。

「口座に振り込めばただの数字になる。だが、こうすればみんな実感できる」

崔氏は同社株の約98.88%を保有しており、実質的に自らの配当の大部分を従業員に還元している形だという。同社は2002年に設立され、現在は130カ国以上で事業を展開する企業へと成長している。

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以前もあった!? 太っ腹の手厚いボーナス

実際、同社の“太っ腹ぶり”は今回が初めてではない。2024年には純利益約59億円のうち、およそ37億円を社員に還元。2023年には成績上位40人の従業員に総額約13億円を支給し、トップセールスの3人はそれぞれ約1億円を手にした。

さらに国際女性デーには、約2000人の女性社員に総額約3600万円のボーナスを配布するなど、社員還元の姿勢で知られている。

崔氏はこうした支給の理由について、「お金を配るのが好きだからではない」と説明する。

「若者が住宅ローンや自動車ローンに苦しむ中、少しでも負担を軽くしたい」

実は彼自身、家庭の経済事情から学費を払えず、進学を断念した過去を持つという。

「貧困は次世代に引き継がれるべきではない。生活環境のせいで教育の機会を失うべきではない」と語っている。

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@dailymail A Chinese company piled up $26million in cash for its end-of-year party, allowing employees to go home with as much as they can carry. The firm, Henan Kuangshan Crane, held its annual party on February 13 and placed the vast sum of cash on 800 banquet tables. Under bright, coloured lights, suited employees were seen gleefully eyeing the piles of notes on the tables. An estimated 7,000 people attended the company's celebration. One employee managed to carry home $13,000 worth of cash, according to Korean newspaper Chosun Daily. 🎥 Credit via X/nexta_tv #china #money #news ♬ original sound - Daily Mail
【動画】現金の山「持てるだけ持って帰っていい」中国の企業による、大胆ボーナスイベント。