「肩の上で33年…」世界最高齢オカメインコが記録更新して話題騒然“歌う姿”が可愛すぎると世界が驚き

  • 文:吉井いつき
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Shutterstock ※画像はイメージです

アメリカ・イリノイ州ノースブルックで暮らすオカメインコのソニー(Sonny)が、ギネス世界記録の「存命中の最高齢オカメインコ」として正式に認定された。今年1月には33歳の誕生日を迎え、平均寿命の2倍以上を生きるソニーのニュースに、世界中の愛鳥家から祝福の声が届けられた。

ミレニアル世代のオカメインコ

ソニーが生まれたのは1993年1月10日のこと。生まれて12週間で飼い主のジャネット・ライヒャーさんのもとにやってきて以来、ソニーはずっとライヒャー家の一員として同じ屋根の下で過ごしてきた。

1990年代初頭のビル・クリントン政権誕生から現代のAI革命に至るまで、ソニーは激動の30年をライヒャー家の肩の上で見守ってきた、まさにミレニアル世代のオカメインコである。「この子がこんなに長生きするなんて思ってもいなかった」と語るのは、12歳の時からソニーの面倒を見ているジャネットさんだ。

一般的なオカメインコの平均寿命は10年から15年、長くても20年程度とされる。ソニーがこれほどの長寿を全うしている秘訣について、ジャネットさんは「清潔な環境、タンパク質豊富な食事、そして何よりたくさんの愛」を挙げている。そのおかげなのか、ソニーはこれまで一度も病気をしたことがないという。

特筆すべきはソニーのユニークな食生活だろう。野生の鳥では考えられないような、焼きたてのマフィン、野菜、鶏肉、卵、パスタ、ポテトといった人間と同じような食べ物を好んで食べている。

また、ソニーは睡眠や食事以外のほとんどの時間をケージの外で過ごしている。家族との暖かい交流の時間が、ソニーの若さを保つ秘訣かもしれない。

世界一長寿のオカメインコに

2025年10月、当時32歳と292日だったソニーはギネス世界記録として正式に認定された。その後、2026年1月10日に無事33歳の誕生日を迎え、自らの持つ記録をさらに更新した。ギネス世界記録の公式アカウントが掲載したソニーの動画には、たちまち1万2000以上のいいねが集まり、「おめでとう!」「すごい長寿だ」「もっと長生きしてね」といった祝福のコメントが殺到した。

若い頃のソニーは会話できるほど豊富な語彙を誇っていたが、最近は老いのせいかあまり話さなくなってしまったという。だが、愛らしい鳴き声は健在で、動画でもその美声を披露している。歌も上手で、映画『戦場にかける橋』のテーマ曲「クワイ河マーチ」や、往年の人気番組『アンディ・グリフィス・ショー』、さらには『アダムス・ファミリー』のテーマソングをマスターしているという。

「最近は高齢のせいか、曲が混ざってしまうこともあるけれど、それもまた愛らしいんです」とジャネットさんは目を細める。ソニーのさらなる記録更新を期待したいところだ。

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【動画】世界最高齢のオカメインコ、ソニー

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@guinnessworldrecords

Oldest cockatiel living 🦜 Sonny 🇺🇸 (b. 10 January 1993) who is 32 years and 292 days old. He's a cherished member of the Reicher family in Northbrook, Illinois, USA.

♬ original sound - Guinness World Records