“禿げ頭”のエリザベス女王の写真が話題騒然。「笑えない」「納得した」と賛否両論

  • 文:宮田華子
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shutterstock_2199694609(大).jpegPhoto:Balate.Dorin/Shutterstock※写真はイメージです

最近、SNSやニュースサイトである写真が話題となった。 

写真に写っていたのは帽子をかぶったエリザベス2世女王の姿であったが、帽子を外すと頭頂部が露出し、まるで禿げているかのように見えたのである。この意外な光景は、英国だけでなく世界中のネットユーザーの間で瞬く間に拡散され、思わず二度見してしまうニュースとして注目を集めている。

驚きの写真の背景とは? 

写真が撮影されたのは、ドイツ北部ハンブルクのパノプティクム(Panoptikum)博物館である。この博物館は、19世紀創立の歴史ある蝋人形館で、世界各国の有名人や歴史的人物、王室メンバーなどの蝋人形を展示している。観光名所としても人気が高く、来館者は再現度の高いリアルな人形を間近で楽しむことができる。

今回話題となった女王の蝋人形は、通常は帽子をかぶって展示されているが、公開された写真は博物館の定期メンテナンス中に撮影されたものである。帽子を外したことで、髪の植えられていない頭頂部が露わになり、「禿げ頭」のように見えたのだ。

博物館側によれば、蝋人形の頭頂部の髪は、材料費が高額なため、見える範囲のみ丁寧に植えているという。

批判と好意的な反応の両方 

この写真に対し、SNS上で様々な反応があった。「女王を侮辱している」「無神経だ」といった指摘を含め、批判的な反応も少なくなかった。

一方で、好意的な反応も多く見られた。「メンテナンス中の写真だと分かって納得した」「職人さんの丁寧な仕事ぶりが見えて面白い」「これは今後何度も思い出してしまう写真だ」といった声もSNSに投稿され、驚きつつも微笑ましく受け止める人が多かった。

批判とユーモア、両方の反応が交錯する中で、博物館の制作現場や女王の魅力を再認識するきっかけにもなっている。 

今尚注目を集める女王像 

この写真は、女王像のリアルさだけでなく、展示方法や制作現場の裏側を示す事例でもあった。帽子を外したメンテナンス風景からは、蝋人形の制作や保存に高度な技術と細やかな配慮が求められていることがわかる。単なる視覚的インパクトにとどまらず、展示作品のメンテナンスの実態や、来館者への見せ方の工夫も浮き彫りになった。 

さらに、エリザベス女王が死去から3年以上経った今もなお、こうした形で注目を集めること自体が、彼女が公的存在としていまだ広く関心を集め続けていることを示している。

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一瞬ギョっとする「エリザベス女王とハンマー」の写真。@dailystar - X

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蝋人形をメンテ中の別の写真も見ることができる動画。@UK_Royals_News - Youtube