「放送規制ギリギリ…」歌手の“透けドレス”にグラミー賞騒然。やり過ぎの声多数

  • 文:大村朱里
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Shutterstock-L Paul Mann ※写真はイメージです

2026年のグラミー賞で、アメリカのシンガーソングライターのチャペル・ローンが披露した大胆なドレスが注目を集めている。

今年の授賞式は、音楽だけでなくファッション面でも話題が豊富だった。ジャスティン・ビーバーがトランクス姿でパフォーマンスするなど、例年以上にインパクトのあるルックが続出。その中でも、ひときわ強い視線を集めたのがチャペルだった。

彼女が身にまとったのは、ミュグレーによるカスタムのシアードレス。いわゆる“ネイキッドドレス”と呼ばれるデザインだったが、最大の特徴は、バスト部分をニップルリングから生地で吊るすという大胆な構造だ。

背中は大胆なバックレス。腰にかけて描かれたタトゥーのようなモチーフも、透ける素材と相まって、まるで身体そのものがキャンバスになったかのような美しさを生み出していた。

このルックは、ミュグレーの新クリエイティブ・ディレクター、ミゲル・カストロ・フレイタスによる初のコレクションをベースにしたアレンジ。さらに遡れば、ティエリー・ミュグレーが手がけた1998年春夏オートクチュール「ジュ・ド・ポーム」に着想を得たものだという。

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SNSでは「放送ギリギリ」「やりすぎでは」との声多数

SNSでは、「放送ギリギリ」といった声が上がる一方、「本物なの?」「痛そう」「ちぎれそうで怖い」など懸念のコメントも見られた。また、「やりすぎでは」「下品だ」とする否定的な意見が分かれ、賛否両論の状況となっている。

これに対し、チャペルは授賞式翌日、自身のInstagramにドレス姿のクローズアップを投稿。「この服がそんなにとんでもないとは思わないから笑っちゃう。本当に最高で変わってるよね」とコメントし、ユーモアを交えて反応した。

今年のグラミーで彼女は「年間最優秀レコード賞」と「最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞」にノミネートされたものの、受賞はならず。それでもレッドカーペットでの存在感は、トロフィーの有無とは無関係に圧倒的だった。

思えばチャペルは、前年のグラミーで最優秀新人アーティスト賞を受賞。スピーチでは音楽レーベルに対し、アーティストへの適正賃金や医療保険の整備を求める発言で注目を浴び、トランスジェンダーコミュニティへの支援も公言してきた。派手な衣装の奥で、社会的メッセージを発し続ける存在でもある。

少なくとも2026年のグラミーは、音楽と同様にドレスの構造も大きな話題となった夜だった。今後、チャペル・ローンがどのような表現で注目を集めるのか、引き続き関心が集まりそうだ。

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@cbs She’s got a way…with looking fabulous on a red carpet ❤️ @chappell roan at the 2026 #GRAMMYs ♬ orijinal ses - alls
【動画】授賞式の様子。バスト部分をニップルリングから生地で吊るすという大胆な構造だ。