Photo:Around the World Photos/Shutterstock※写真はイメージですアメリカで利用が拡大する自動運転タクシーだが、車両が路面電車の線路に侵入し、出られなくなるという事件が起きた。乗客は列車が接近する直前に脱出し大事には至らなかったが、自動運転車の安全性に改めて不安を抱かせる出来事となった。
線路上で停止… 乗客は逃げ出し危機回避
事件が起きたのは、アリゾナ州フェニックス。ライトレールと呼ばれる路面電車の線路上を、Alphabet(グーグルの親会社)傘下の自動運転サービス、ウェイモの自動運転車が走行しているのが目撃された。
近くに居合わせた人が撮影したビデオには、線路上で止まってしまった自動運転車が映っていた。後ろからは列車が近づいており、乗客は急いで車外に脱出。その後自動運転車は線路上を前進したが、逆側の線路の電車が近づいて来たところで再度停止した。その後もバックするなどの動きを見せていたが、線路から出られず困っていたようだった。
想定外で挙動不審に?機械ならではの反応
アリゾナ州の地方局KPHOのグレーニュースの取材に答えたアリゾナ州立大学のアンドリュー・メイナード教授は、今回の状況はいわゆるエッジケースのひとつで、機械が人間のようにではなく、機械のように運転したというかなり稀な想定外のケースだったと説明。ウェイモの自動運転車は明らかに誤った判断をしてしまい、その結果困難な状況に陥ったと述べている。
ウェイモの車両には、29台のカメラが搭載されており、そのルートとシステムは毎週更新されている。しかし今回の事件が発生した地域では、工事が行われていた。また、この場所にライトレールが追加されたのは昨年のことで、これらが車両の誤認識を招いた原因と見られている。システムを改良しても常に予期せぬ状況は発生しうるため、それにどう対応するかがウェイモの課題だとメイナード教授は述べている。
人よりは慎重?自動運転車の安全性は高い
ソーシャルメディアのコメント欄には、自動運転車の安全性に疑問を呈するコメントがたくさん集まった。しかし、「一般的な人間のドライバーよりも、自動運転車は安全である可能性が高い」とメイナード教授は指摘。その理由として、機械は人間のように運転時に注意散漫になることがないからだと説明している。
お騒がせ自動運転車のその後だが、無事撤去されたようだ。電車の運行会社によれば、線路に車両が侵入していることに気付いた従業員が、ただちに管理センターに通報。状況を知らされた運行スタッフが、事態をウェイモ社に連絡するとともに、列車運行への影響を最小限に留めるため、乗客の誘導など適切に現場対応した。この事故による大幅な遅延はなく、現場の処理も15分以内に終了したということだ。
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