TBSの「ドラマストリーム」枠にて、1月13日より柿澤勇人主演ドラマ『終のひと』が放送中だ。1月20日には第2話がオンエアされ、深夜帯ながらも独特の世界観と切実なテーマが反響を呼んでいる。
本作は、清水俊による同名漫画(双葉社アクションコミックス刊)を原作とするドラマ。余命半年を宣告された破天荒なベテラン葬儀屋と、エリート会社員から転身した新人が、「葬儀」という現場を通してさまざまな死や遺族と向き合っていく“葬儀屋ヒューマン・エンターテインメント”である。プロデューサーは佐井大紀らが務める。
第2話まで放送、異色バディの関係性が浮かび上がる
物語の軸となるのは、余命半年の宣告を受けたベテラン葬儀屋・嗣江宗助(柿澤勇人)と、母の急逝をきっかけに葬儀の世界へ足を踏み入れることになる梵孝太郎(西山潤)という、正反対の二人だ。
偶然の出会いから始まった関係は、回を追うごとに師弟としての色合いを帯び、やがて“異色のバディ”としての輪郭を見せていく。葬儀を通して描かれるのは、家族、孤独、老い、喪失、そして再生といった、現代社会に通底するテーマである。
劇中で描かれるのは、現代ならではの事情を抱えた死のかたちだ。
遺族が自力で葬儀を行おうとして遺体を腐敗させてしまう「DIY葬」や、孤独死した父と生活保護を受給する息子、ラブドールの葬儀など、一筋縄ではいかない案件の数々に対し、嗣江と梵、筒井真理子演じるフミら「嗣江葬儀店」の面々が、時に突き放すように、時に寄り添いながら向き合っていく。その距離感もまた、本作ならではの魅力となっている。
最新話の第3話の放送は27日深夜0時58分から。物語は序盤ながら、見逃し配信を利用すれば今からでも視聴可能だ。
ドラマストリーム『終のひと』
放送:毎週火曜 深夜0時58分〜(※一部地域を除く)見逃し配信:「TVer」「TBS FREE」にて配信