「さすがにこれはアウトでは?」ーーー。 フロリダ州で、フードデリバリー中の出来事が思わぬ形で注目を集めている。ドアダッシュの配達員が、玄関先で誤って落とした料理をそのまま容器に戻し、さらに指についたソースを舐めて立ち去る様子が防犯カメラに記録されていた。
この映像は自宅のリングカメラによって撮影され、SNSや地元メディアを通じて拡散。不衛生な対応に、利用者やネット上からは驚きと嫌悪の声が相次いでいる。
騒動が起きたのは、アメリカ・フロリダ州オレンジパーク。 顧客のトレナ・ブラウンさんが自宅で受け取ったのは、骨なし手羽先のテイクアウトだった。
防犯カメラ映像には、配達員がドアダッシュの保温バッグから料理を取り出そうとした際、容器を誤って地面に落とす様子が映っている。配達員は一度しゃがみ込み、フタを戻したものの、手羽先1本とソースがコンクリートの玄関先に飛び散っていた。
しかし彼は、それらをそのまま容器に押し戻し、床に残ったソースの跡を靴でこすって隠そうとしたという。さらに映像は、配達員が指についたソースを舐めながら、そのまま立ち去る様子まで捉えていた。
この一連の様子に、ネット上では 「これはさすがにホラー」「もうデリバリー頼めない」 「想像しただけで無理」 といった反応が相次ぎ、批判の声が多く上がった。
ブラウンさんは地元メディアに対し、「この映像がなければ、誰も食べ物が地面に落ちたことに気づかなかった」とコメント。 この出来事以降、テイクアウトを利用する気になれないと話している。
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ドアダッシュ側も「基準以下」と認める
事態を受け、ドアダッシュは「当該ドライバーの行動は、当社が目指すサービス水準を大きく下回るもの」とする声明を発表。 現在は調査を進め、ドライバーには警告を行ったとしている。
一方ブラウンさんは、「適切な注意を払えないなら、別の仕事を探すべき」と厳しく指摘。配達員への研修や管理体制の見直しを求めている。
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