ピンクや黒の“塗装クリスマスツリー”が話題。老舗の新製品に賛否「これ室内に置いて大丈夫?」

  • 文:大村朱里
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Shutterstock-Xeniia X ※写真はイメージです

アメリカ・ニュージャージー州で、このホリデー商戦に“異例の新顔”が加わった。ワイコフにある老舗ツリー農園が販売を始めたのは、ピンク、ターコイズ、マゼンタ、さらには黒まで——まるでアート作品のようにスプレー塗装されたカラフルなモミの木だ。

しかしこの奇抜な試みに、ネット上では「クリスマススピリットどこいった」「これ、自然の冒涜では?」と批判の声が急増。ホリデーのワクワクとは別方向に、ちょっとした波紋が広がっている。

同農園は自らを「ニュージャージー初のカラーツリー農園」と宣言し、公式サイトでは9色のツリーを紹介。「お子さまの好きな色もきっと見つかります!」とアピールするが、その“カラバリ”が想像以上だったことでSNSがざわついた。

SNSでは、「クリスマスツリーのコスプレ?」「これはもう“木”じゃなくて“オブジェ”」
「家に持ち帰ったら塗料落ちて地獄絵図になりそう」といったコメントが並び、地元住民の間でも議論が白熱している。

地元紙ポストは農園に正式にコメントを求めているが、現時点では回答は明らかになっていない。

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安全性に懸念も? “1958年創業の老舗”による大胆すぎる挑戦

ワイコフ社は65年以上続く老舗で、広大な65エーカーの農場でツリーを栽培。本来は昔ながらの生木のツリーを販売する事業者だ。

NJ.comが公開した裏側の動画では、防護服を着たスタッフが、まるで車の塗装のようにモミの木にスプレーを噴射。淡々とシュッシュと色づけされていく光景は、視聴者から「アリスの“バラを赤く塗ろう”のクリスマス版」「工場ラインを見ているみたい」との声が上がった。

問題視されているのは見た目だけではない。「塗装された木を室内に置いて大丈夫なのか」という安全性の懸念だ。

同社は公式サイトの免責事項で、「製造元から提供された情報に基づき、当製品は安全であると確信している」と説明し、耐火性のラテックス塗料を使用していると主張している。しかし同時に、「梱包時に塗料が多少剥がれ落ちる可能性がある」とも記しており、これがさらに不安を煽る形に。

批判が相次ぐ一方で、「普通のツリーに飽きた」「インスタ映えには最高」と支持する層も一定数いるようだ。農園側によると、ツリーは“在庫限り・先着順”で、週末には家族連れが列を作っているという。

現地の親子連れからは、「子どもがターコイズを見て“これがいい!”と即決だった」「リビングが急にテーマパークみたいになった」といったポジティブな声も聞かれた。

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【動画】ピンク、ターコイズ、マゼンタ、さらには黒まで! カラフルに染められるクリスマスツリーの農園。