ブラジルのサンパウロに住むレニー・ディニスさんは、自らを「生きた芸術作品」に変えるため、全身にタトゥーを施し、過激な身体改造を重ねてきた。しかし、その「悪魔的な外見」に、世間は激しい反応を示すという。英デイリースターが伝えた。
14歳から始まった身体改造
レニーさんがタトゥーにハマったのは14歳の時だったという。タトゥーコンベンションを訪れたことがきっかけで、以来、彼は全身約80%にタトゥーを入れ、額には角のようなインプラントを埋め、さらにスプリットタン、歯の加工など大規模な「改造」を施してきた。ちなみに、最も痛みを感じた施術は「顔のタトゥー」だという。その総額は日本円にして1000万円を超えるそうだ。
また、レニーさんはボディサスペンションという、フックを体に刺して空中に吊り下げる身体改造も行っている。レニーさんのInstagramには、背中と肩にフックをつけて空中にぶら下がりつつ、両手で幼い子どもを抱き上げるという衝撃的な動画が投稿されている。この動画には、「すごい」「やってみたい」といった好意的な反応から、「恥を知れ」「悪魔」といった嫌悪感を露わにするものまで、多くのコメントが寄せられている。
「殴ってやりたい」と脅迫されることも
レニーさんは、「ほとんどの人は好意的に接してくれる」としながらも、その極端な見た目ゆえに、厳しい反応にも直面していることを明かした。「やめろと言う人や、悪魔のような見た目だと罵倒する人もいる」という。
さらに、彼の容姿に対する嫌悪感は、単なる言葉の攻撃に留まらない。「嫌悪感を示し、罵って、顔を殴りつけてやりたいとまで言ってくる人もいる」と、暴行を示唆するような脅迫まで受けている現状を告白した。
家族と友人の支持を受け、さらなる追求を
その壮絶な変身ぶりにもかかわらず、家族や友人は完全に彼の身体改造を支持しているという。だからこそ、レニーさんは世間の批判にも動じることはなく、身体改造を止めるつもりもない。
「まだいくつかの改造とタトゥーを考えている。アイデアを盗まれたくないから、何をするかは秘密にしておくよ」と語るレニーさん。今後も自らの身体をアートとして追求し続けていくようだ。
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【動画】ボディサスペンションを行うレニーさん
https://www.instagram.com/p/CMvI_m1lmzO/
【画像】悪魔的とも言われるレニーさんの姿
https://www.instagram.com/p/DQIyq7lDYu1/
https://www.instagram.com/p/DQFDzAPDglq/