カシカ カブトチョウ
再開発が進む日本橋・兜町の一角に、「アジアの中の東京」をテーマに掲げるカシカ カブトチョウ(CASICA KABUTOCHO)が誕生した。店内は、アジア各地の手仕事や器を集めたショップと、異国の味を日常に溶け込ませるレストラン「可視化飯店」で構成される。時間帯ごとに表情を変え、訪れるたびに異なる文化の風が吹く。
ショップエリアには、雲南省のれんげ、ミャンマーの漆器、ラオスの円卓など、アジア各地の路地裏工芸が並び、加えて日本人作家によるオリジナル茶器も展開される。雑貨の一つひとつが、異国の“暮らしの匂い”を伝えてくる。レストランでは、アジア大陸を横断する“Cross Continental Cuisine”を掲げ、蒸し料理中心の点心や小皿料理を提供。ランチタイムには野菜饅と点心のセット、喫茶時間には台湾の茶人・謝小曼(シェ・シャオマン)がセレクトした茶葉による静かな茶時、そしてディナーではナチュールワインや美酒を伴いながら料理を楽しめる。
内装は、ショップの工芸品との共鳴を意識し、家具・什器・照明が調和しており、雑貨と食が自然に交錯する空間が実現されている。
ここでは、雑貨を覗き、器を手に取り、料理を味わい、茶を嗜む。異国の時間軸が日常へと滑り込んでくるこの場所で、食とモノと人が交わるいまの東京をリアルに感じられるはずだ。
CASICA KABUTOCHO
住所:東京都中央区日本橋兜町5-1 兜町第1平和ビル営業時間:ショップ 11時~18時、可視化飯店 11時~22時
※可視化飯店は日曜日・祝日の営業は21時までとなります。
※月曜日が祝日の場合は営業となります。
定休日:月、第2第4火
https://casica.tokyo