【ライチ香る芋焼酎】ハイボールで味わう、濵田酒造の新しい挑戦「だいやめ」【プロの自腹酒 vol.36】

  • 文:西田嘉孝
  • 写真:榊 水麗
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濵田酒造/本格芋焼酎 だいやめ〜DAIYAME〜

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創業明治元年の濵田酒造が、革新的な酒づくりを行う傳藏院(でんぞういん)蔵で醸す「だいやめ〜DAIYAME〜」。開発時のコンセプトは、従来の焼酎とは一線を画す“未踏の香り”。独自の熟成技術でリッチな香気を引き出す成分を増幅させた「香熟芋」を使い、黒麹を用いた発酵や減圧蒸留を行うことで、ライチを思わせる華やかな香味を実現した。創業150年の技の結晶から生まれた本格焼酎だ。1800mL ¥2,673/濵田酒造 お客様相談室 TEL : 0996-21-5260

 「ミシュランガイド東京2025」でのセレクテッドレストランへの選出や、世界のベジタブルレストランBEST100を発表している「We’re Smart Green Guide」への掲載、さらにはシェフのnaoさんが世界的なアワードの「The Best Chef」を獲得するなど、食通たちの熱い注目を集める「ジュリア」。日本の旬の素材を使ってnaoさんがつくるイノベーティブなコース料理と、夫でありオーナーソムリエの本橋健一郎さんがセレクトする日本ワインなどの酒やモクテルを目当てに、海外からも多くの客が訪れる。

季節に応じて本橋さんが選ぶワインを夫婦で味わい、そこから得たインスピレーションから料理を組み立てていくのが「ジュリア」のスタイル。仕事では常にワインや料理と真摯に向き合い、客前に立つサービスのプロとして、日々の節制やトレーニングも欠かさない。そんなストイックな毎日を送る本橋さんにとって、束の間の癒やしとなるのが仕事終わりの一杯だ。決まって飲むのは、鹿児島県の濵田酒造が醸す芋焼酎の「だいやめ〜DAIYAME〜」。

「ライチのようなフルーティな香味はワインにも共通するもの。友人に薦められて飲んだ瞬間から気に入って、その友人の飲み方をまねてハイボールで楽しんでいます」

ステンレス製のマグを冷凍庫で冷やし、氷をたっぷり入れて飲むのが定番のスタイル。

「キンキンに冷えた『だいやめ』のハイボールを飲みながら、バラエティ番組を見るのも大切な時間。一流の芸人さんたちのトークや掛け合いは、しゃべりや接客の技術を磨く上でもとても勉強になりますからね」

鹿児島の方言で「晩酌で疲れを癒やす」という意味を持つ『だいやめ』。甘く芳醇ですっきりとした味わいのハイボールは、明日への活力を生むリフレッシュにぴったりだ。

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香り立つハイボールをステンレスジョッキで

真空二重構造のステンレスジョッキは、長く保冷効果が持続する優れもの。強炭酸で「だいやめ」を割った薄めのハイボールを、仕事終わりに飲むのが本橋さんの癒やしの時間だ。

本橋健一郎

1975年、茨城県生まれ。2012年、妻のnaoさんと「本橋ワイン食堂」を開店。17年に恵比寿へ移転。それを機に店名を「ジュリア(JULIA)」に変え、23年に現在の店舗に移転。

ジュリア

住所:東京都渋谷区神宮前3-1-25
TEL:03-5843-1982