
ハイランドのシングルモルトスコッチウイスキー、グレンモーレンジィが「テール オブ シリーズ」の最新作を発表した。第6弾となる限定商品「グレンモーレンジィ スパイス」は、ブランド初となる4種の樽を駆使して熟成。2025年10月22日より順次発売される。
グレンモーレンジィの最高蒸留・製造責任者、ビル・ラムズデン博士が世界各地のスパイスの名所を訪れた経験をもとに誕生した「グレンモーレンジィ スパイス」。数年前に初めて導入されたモロッコ産赤ワイン樽による熟成を出発点に、ペドロヒメネス・シェリー樽、ニューチャードオーク樽、シェービング&トーストした赤ワイン樽を組み合わせ、複雑で奥行きのある風味を実現した。上品でフルーティーなスタイルを土台に、スパイス由来の香りが幾重にも重なる。
スパイスが織りなす香味のモザイク

香りは、バラやジャスミン、ライラックといった花々に、クミン、サフラン、ナツメグ、ジンジャー、チリ、アニスなどのスパイスが調和する。口に含むと、ショウガやブラックペッパーの刺激が広がり、ミントトフィーやデメララ糖のやわらかな甘さと、砂糖でコーティングしたアーモンドのニュアンスが調和。クローブやペパーミントが余韻を残す。
「グレンモーレンジィ スパイス」は早くも世界的に評価されており、イギリスの酒類専門出版社「ドリンクス・インターナショナル」が主催する酒類品評会「インターナショナル・スピリッツ・チャレンジ2025」でゴールドを受賞している。