
先日、Radar Onlineがキアヌ・リーブス(61歳)が2019年から交際しているアーティストの恋人アレクサンドラ・グラント(52歳)との極秘結婚を報道。それをアレクサンドラが自身のインスタグラムアカウントで否定したばかりのタイミングで、キアヌがNYの路上を歩いている映像がインスタグラムに投稿された。プライベートでの服装に無頓着すぎる上、ガードマンも付けずにひとりでぼんやり佇んでいることが多いため「ホームレスのよう」と称されることが多いキアヌだけど、今回も白髪混じりの無精髭とキャップからはみ出た伸ばしっぱなしの髪の毛に、ファンたちからは「なぜ彼は何ヶ月もシャワーを浴びていないような服装をしているのか」、「老けて不潔に見える」と悲鳴のコメントが殺到。
キアヌはブロードウェイで上演中の舞台「ゴドーを待ち侘びて」に出演中で、今回の動画はその舞台の前後に撮られたものだと見える。赤いキャップにカーキ色のジャケット、ブラウンのパンツに赤いトートバッグを肩からかけたキアヌは、その後道端の花壇の淵に腰掛けてスマホをチェック。赤いキャップは、2018年にパパラッチされて「ホームレスのようだ」と話題になった際に被っていたものと同じに見える。
投稿主のパパラッチ、エルダー・オドルメスのアカウント@elderordnez1のコメント欄には、他にも「迷子になっていて悲しげだ」、「彼は大丈夫なの?」と心配する声も。セレブなのに、パパラッチされるときはほぼ毎回ひとりで悲しそうに見えるキアヌ。でもそれを「キアヌって気取らなくて本当にいい人に見える」、「ニューヨークを楽しんでるんだね」と解釈する好意的な意見もたくさんある。
そしてその多くは、撮影したパパラッチに対して「彼をそっとしておいてあげて」と批判的だ。「こんな風に彼をストーキングするなんて、パパラッチって本当に気味が悪い」というのは、あるSNSユーザーの書き込み。
同じ日に撮られたと見られる別の動画では、恋人のアレクサンドラとツーショットで劇場から出てきたところを待ち構えているファンたちのサインに応じていたけれど、こちらでも無表情でぼんやりしている。過去にも、ひとりベンチに座りサンドウィッチを食べている哀愁漂う姿が、「サッド・キアヌ(悲しげなキアヌ)」とネットミームになってしまったことがあるけれど、そんな影があるところも、キアヌが人々を惹きつけて止まない魅力なのかもしれない。
実際、キアヌの人生は辛い経験が多いことでも知られている。3歳の頃父親に捨てられ、実妹のキムは白血病に。そして映画『マイ・プライベート・アイダホ』で共演した親友リバー・フェニックスは23歳でオーバードーズで他界。1999年には恋人のジェニファー・サイムが流産し、その1年半後に事故で死去。そんな過去を知っているから、ファンたちは余計にキアヌがようやく掴んだアレクサンドラとの平穏な生活を、放っておいて欲しいと願うのだ。
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