素材と技術の革新。機能性に優れた、いま履くべきハイテクスニーカー6選

  • 写真:加藤佳男
  • スタイリング:飯垣祥大
  • 編集&文:谷田部 凱
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選りすぐりのデザインが集結した、ずっと履きたい最旬スニーカーを一挙紹介。今回は、都市と自然を横断するハイテクスニーカー。そのハイテクなギアには、機能美に裏打ちされた、履くべき確かな理由がある。

やわらぐ日差しと澄んだ空気を感じたら、本格的な秋冬シーズンの到来だ。今特集では、着こなしの主役となるコートに光を当てたい。今季の新作の中から、いま選ぶべき“名品”コートを見つけよう。

『名品コートの選び方』
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On /クラウドサーファー トレイル2 ウォータープルーフ

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¥24,200/オン(オン・ジャパン TEL:050-3196-4189)

都市の歩道から山岳のトレイルまで、あらゆるシーンに応えるオールラウンダー。横方向を貫く空洞が並んだソールには独自技術が内蔵され、かかとからつま先までなめらかな重心移動をサポートする。また高い通気性、耐摩擦性、プロテクションを備えたアッパーが走行を快適に。オンが誇る革新のトレイルランニングシューズだ。

ALTRA/トーリン 8 GTX

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¥24,750/アルトラ(ロータス TEL:050-3797-9243)

アルトラ初となる防水仕様のロードランニングモデル。アッパーにメンブレンを直接接着することで、防水特有のごわつきや重さをすっきり解消。さらにゴアテックス インビジブル フィットをミッドソールに採用し、優れた透湿性と速乾性を実現した。軽快な走りを支えるフラットなバランス設計で、日常使いから長時間のランニングまで幅広く重宝する一足だ。

rig/ムワンバ

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¥31,350/リグ(メスタ eメール:info@mesutta.com)

日本発のリカバリーサンダルブランドが手掛ける一足。特筆すべきはリカバリー用インソールが付属し、入れ替えるだけでシューズの性格が変わる点だ。街での移動にも、運動後の回復にも対応する画期的な二面性を持つ。素材や構造は、日本人の足型に合わせて設計されており、アスリートの声を反映した研究成果が余すところなく凝縮されている。

Salomon/オラヴァ アドバンスド

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¥39,600/サロモン(サロモン コールセンター TEL:050-1720-4849

世界でもごく限られたショップのみで展開される限定ライン。レースグレードのミッドソールや高い耐久性と通気性を両立したアッパーなど、ワールドクラスのトップランナーのために磨かれた技術のエッセンスが、日常の一歩に漏らさず落とし込まれている。希少性、デザイン性、パフォーマンス性、すべてにおいて一級品としてふさわしい。

norda/001A-M-Cinder

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¥46,200/ノルダ(ファイブ トウキョウ TEL:03-6451-0456)

本品を語る上で欠かせないのが、アッパーとシューレースに採用された「Dyneema(ダイニーマ)」の存在。これは世界最強の繊維と呼ばれ、植物由来でありながら同重量の鋼鉄の約15倍の強度を誇り、水に浮くほど軽量でさらにUV耐性や耐久性にも優れる。まさにサステナブルとハイパフォーマンスを高い次元で融合させた、次世代を担う一足だ。

OAO/ファウンテン

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¥46,200/オーエーオー(サポートオーエーオーフットウェアー eメール:support@oaofootwear.com)

OAO初の防水モデルは特殊オイルレザーとYKK社の止水ジップ、そして防水ナイロンを組み合わせた意欲作だ。ソールには厚さ約5.8cmのビブラム社PROJECT Xを採用し、水が入りにくい構造と高いデザイン性を兼備。心強い存在として雨の日にこそ履きたくなる、ハイテクかつ洗練されたシューズだ。

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