伊勢丹サロン ド パルファンに、香水と限定ショコラが登場
クラシック音楽を香りで表現するフレグランスメゾン、ラニュイ パルファンが、新たな試みに挑む。発表されたのは、ショパンの「ピアノ協奏曲第1番」と、ラヴェルの「ラ・ヴァルス」をテーマにした2種のオードパルファンだ。そして今回は、香りとともに楽しむ特別なスイーツまで用意した。

10月8日から始まる伊勢丹新宿店「サロン ド パルファン 2025」にて先行発売される本作。注目は、ショパンの香水とペアリングする限定チョコレート「ショパン ピアノ協奏曲第1番ショコラ」だ。手掛けるのは、東京・六本木のレストラン「ローブ」を率いるパティシエの平瀬祥子。オレンジコンフィチュール、レモンピール+ベルガモット、ドライイチジク+イチジクリーフ、黒糖、ベンガルスパイスという5種のフレーバーを詰め合わせ、香水をまとって食すことで嗅覚と味覚の両面から楽しめるよう設計された。50セット限定という稀少な一品である。
イベント初日には、調香師の沙里とともに体験する試香と試食会「ショパン ピアノ協奏曲第1番の香りと味覚の響宴」が、11時と13時の2回開催される予定。香水とショコラのペアリングをライブで体感できる、貴重な機会となるだろう。
音楽を香りに変換するふたつのボトル
ショパン ピアノ協奏曲第1番 オードパルファン
故郷を離れ未来へ踏み出すショパンの旋律を、香料の王イリスを中心に再構築。調香師の沙里が手掛けた、ジャスミンやサフランが織りなすクラシカルで気高い香りに、モダンな輝きを添える。初回分には、反田恭平が曲への想いを語るインタビュー冊子が付属する。


ラ・ヴァルス オードパルファン
崩れゆくワルツを描いたラヴェルの名作を、ウッディ・スパイシーなノートで表現。ドイツ拠点の日本人の吉国志津子とオーストリア人のマニュエル・クスニクの調香ユニットAOIROが手掛ける初の香水。初回分には、ピアニスト務川慧悟のインタビューとワインペアリングの提案が付く。


香りと音楽と味覚が重なる体験
クラシック音楽は耳で聴くだけのものではない。今回の取り組みは、その楽しみを香りと味覚に広げる試みである。サロン ド パルファンでショパンやラヴェルの世界観を体感できる機会は貴重となるだろう。 限定ショコラと会場限定の香水。音楽と香りが交差するこの体験は、クラシックファンはもちろん、香水好きや美食家にも見逃せない。

伊勢丹新宿店 サロン ド パルファン 2025
会場:伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
会期:10月8日~13日 ※8日はエムアイカード会員のみ入場可能
時間:10時~20時(最終日は18時まで)
※ショパン ピアノ協奏曲第1番の香りと味覚の響宴:11時~、13時~
伊勢丹新宿店 本館6階 催物場
TEL:03-3352-1111
https://meeco.mistore.jp