
ルフィーノのフラッグシップワイン「リゼルヴァ・ドゥカーレ・オーロ キャンティ・クラシコ グラン・セレツィオーネ」をベースにした、特別仕様の限定ボトル「オーロ BY ルフィーノ スペシャル・エディション」が誕生した。世界でわずか1,877本、10月27日より発売される。
イタリアを代表するワイナリーのひとつであるルフィーノ。1877年の創業以来、イタリア・キャンティ地方でのみで生産されるワイン「キャンティ・クラシコ」の先駆者として、イタリアワイン界を牽引してきた。
新作の2021年ヴィンテージは、世界的なワイン品評会・IWCで100点満点中90点を、ジェームス・サックリングでは95点を獲得。例年よりもさらによい成績を納めている。
今回の「オーロ BY ルフィーノ スペシャル・エディション」は、この2021年ヴィンテージをベースにした特別ボトル。イタリア伝統の陶磁器づくりに特化したアートラボ「オフィチーネ・サッフィ・ラボ」がボトルデザインを手掛けている。
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イタリアワインを背負う、強い覚悟

ルフィーノは名門ワイナリーとして、創設からわずか4年後の1881年にミラノ・ワイン展にて金賞を獲得。以来、世界各国の博覧会で金賞を多数受賞してきた。1890年には、当時のイタリア王国であったサヴォイア王家の食通として知られたアオスタ公爵がその味わいに感動し、王室御用達に指定されたほどだ。
その実力は多くの作品にも及び、映画『ブラッド&ワイン』や『プラダを着た悪魔』、『セックス・アンド・ザ・シティ』、ドラマ『ザ・ソプラノズ 哀愁のマフィア』『フレンズ』など、数々の作品に登場。憧れの高級イタリアワインとして世界中に知られている。
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時代に合わせた新たなセラーが誕生

そんなルフィーノは、キャンティ・クラシコやブルネッロ・ディ・モンタルチーノに加え、トスカーナ地方の風土を反映したスーパータスカンなど、幅広いカテゴリーの高級ワインを手掛けている。
その畑は主にトスカーナ州の6つのエリアに分けられ、それぞれのテロワールを重視している。近年は、オーガニック栽培によるブドウを使用するよう徹底。ボトルの軽量化を進めたほか、プレステージワイン以外にもトスカーナ州と近隣のヴェネト州のワインを63%使用するなど、サステナブルな取り組みにも積極的だ。
長い歴史のなかで高品質なワインをつくり続けることができたのは、技術力に加えて、時代に応じた取り組みを積極的に行ってきたからだ。
来年には、サステナブルで機能的な新セラーも完成予定だ。ルフィーノの哲学を体現する新施設に注目が集まる。

ルフィーノのエステートワインのラインナップ。キャンティクラシコ、ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ、スーパータスカンなど、名だたる銘柄が揃う。