
朝のメイク時間を短縮できると人気のあったアイラインタトゥー。しかし、その人気の裏で大きな後悔を抱える羽目になった女性がいる。アメリカに住むエリザベス・ベレスさん(40歳)は、10年以上前に施術したアイラインタトゥーに今も後悔し続けていることをSNSで明かし、人々に警鐘を鳴らしている。米ピープルが取り上げた。
美しさを求めて施術を受けたが…
エリザベスさんがアイラインタトゥーの施術を受けたのは29歳の頃だった。目の輪郭をはっきりさせたいと考えていた彼女は、同僚が受けたアイラインタトゥーの仕上がりに感心し、上下のまつげの生え際にタトゥーのラインを入れることを決意した。
その施術は想像を絶する苦痛を伴ったという。2時間に及ぶ施術中、麻酔クリームを塗ったにもかかわらず襲う激しい痛み。やっと施術が終わっても、目はひどく腫れ上がり、赤く内出血した状態が1週間続いた。そんな施術を2回も受けた。
それなのに、施術は完璧ではなかった。せっかく入れた半永久的なラインはまっすぐではなく、すぐに失敗だったと感じるようなものだった。エリザベスさんは激しく後悔したものの、修正するためのお金は残っていなかった。
10年経っても消えないタトゥー
一般に、アートメイクは3年から5年程度持続するといわれている。エリザベスさんの場合、下まぶたのラインは施術から1年足らずで消えてしまった。しかし、上まぶたのラインは10年以上経った今もはっきりと残っており、元は茶色だったラインは紺色に変色し、線の幅も広くなっているという。本人曰く「一日中メイクを残しているみたい」な状態だという。
レーザー除去も検討したが、デリケートな目の周りの施術には深刻なリスクがあることを知って諦めた。「あのときやらなければ良かった」とエリザベスさんは今も後悔を続けている。
若い人たちに教訓を
エリザベスさんは、同じ過ちを繰り返す人が出ないよう、自らの経験を動画で公開した。動画に映された彼女の上まぶたに残るアイラインは、多くの女性たちの同情と共感を集めた。この動画は170万回以上再生され、「私もタトゥー眉毛が5年以上残ってて消えてくれない」「若い頃お金がなくてできなくて良かった」「目の周りのアートメイクはやらないほうがいいよ」などと多くのコメントが寄せられた。
エリザベスさんは自分の子供たちに「身体に半永久的なものを入れることについて、より慎重に考えるように」と教えるつもりだという。彼女は警告する。「Instagramのアートメイクアップのアカウントは、どれも施術直後の素晴らしい結果ばかりを掲載している。5年経って色移りや変色が始まった状態を、決して誰も公開しません」
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すっぴんでアイライナータトゥーの失敗について語るエリザベスさん
@ifm0m 10 year eyeliner tattoo update. Just don’t don’t do it. What was I thinking? #eyeliner #regrets #beauty ♬ original sound - Intermittent Fasting Mom