
新たな才能が手掛けた、ラグジュアリーライン
世界中で愛されるフットベッドサンダルの代名詞、ビルケンシュトック(BIRKENSTOCK)。その歴史は18世紀にまで遡り、人間工学に基づいた快適性と普遍的なデザインで、多くの人々のライフスタイルを支えてきた。そんな同ブランドの実験的なラグジュアリーライン「1774」が、新しいクリエイティブプラットフォーム「ENSEMBLE 1774」を立ち上げた。
その第一弾として迎えられたのは、いま最も注目されるフットウェアデザイナーのひとり、ティボー・デニス(Thibo Denis)。彼の手による3つの新シルエットが、2025年10月2日より世界同時発売される。

都市を“クライミング”する、3つのスタイル
今回のコレクションには、ビルケンシュトックのシグネチャーであるブルーフットベッドが全モデルに搭載されている。解剖学に基づいて設計されたこの取り外し可能なインソールは、足裏全体を支え、自然な歩行感を実現。さらにデニスは、都市を“クライミング”するという発想から、新しいソールデザインを探求した。
発表された3つのスタイルは、いずれもビルケンシュトックのDNAを受け継ぎつつ、それぞれ異なる表情を見せている。ソフトスエードを纏ったスリッポンタイプの「ユルツェル(Uerzell)」は、細いシューレースとコルク製ミッドソールが控えめにサンダルの伝統を想起させる佇まい。シンプルな構造が際立つ「シュトレート(Stroedt)」は、ロープロファイルのレースアップに一筋のストラップを配し、日常に溶け込むミニマルさの中にビルケンシュトックらしい記憶を残している。そして、「ゲルリッツ(Goerlitz)」はチャンキーなシューレースと2本のアッパーストラップを備え、力強いボリュームとスエードの質感が融合した大胆なシルエットだ。

いずれのモデルにも、ブランドの象徴であるボーンパターンのアウトソールと「1774」のブルーシンボルが刻まれ、ブランドのクラフツマンシップと未来への視線を体現している。名前に冠されたのは、ビルケンシュトックの工場がある伝統的な土地の名。その背景に、歴史への敬意と、新たな時代を切り拓く意志が込められている。
“足元から都市を旅する”というコンセプトのもと、「ENSEMBLE 1774」はブランドのDNAを継承しながら、新しい表現の扉を開いた。ぜひこの一足で、新しい景色に出合ってほしい。






ビルケンシュトック・ジャパン カスタマーサービス
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