【コンバース・オールスター】なんと25年ぶりに基本モデルの歩きやすさが大幅アップデート

  • 文:一史
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リニューアルしたコンバース「オールスター」の新機能解説図。

コンバース「オールスター」の基本モデルが、なんと25年ぶりに履き心地が大幅リニューアル。「オールスターは歩き疲れするから」と履くのを諦めていたレトロなキャンバスシューズ好きには最高に嬉しいニュースだろう。全国のどこでも気軽に快適なオールスターを入手でき、自由に服装と組ませられる。

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ブラックのハイカット。サイズはハーフ刻みで、22〜28cm、29、30cm。¥6,490。

オールスターは長年の固定ファンがいて、決して良好ではない履き心地も含めて愛されてきた。コンバース ジャパンが25年間もこの本丸に手をつけなかったのは、こうしたファンの期待に応えた配慮だったのだろう。
コンバースにはコンバース アディクトという高級ラインがある。クッション力の高いカップインソールを仕込み、グリップ力に優れるビブラム社製アウトソールを搭載する現代的なラインだ。ここでもオールスターが展開されており(厳密にはクラシックな名称のチャック テイラー)、マニアでなければ見分けがつかないほど似通ったオールスターを入手できた。その一方で特別感があるがゆえに、「履き潰す」シューズになりにくかったのも確かだ。今回の低価格&快適オールスターの登場により、後生大事にせずラフに履いて汚す往年の履き方にもトライしやすくなる。

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オールスターの名称を主張する永久定番のヒールパッチ。

気になる発売日は2025年10月上旬の予定。まず黒と白のハイ&ローのみで展開され、順次カラーが追加され全6色になる予定だ。価格がリーズナブルなら、これまで購入候補から外していたカラフルな色を狙う愉しみも広がる。奇しくも現在は薄底のロープロファイルシューズがストリートのトレンドに返り咲いてきている。先端感覚のフットウェアとして、懐かしのオールスターが街中に溢れる日も近いかもしれない。

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ホワイトのローカット。サイズはハイカットと同様。¥6,490。

コンバースインフォメーションセンター

TEL:0120-819-217
https://converse.co.jp/

 

 

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
ご相談はkazushi.kazushi.info@gmail.comへ。

高橋一史

ファッションレポーター/フォトグラファー

明治大学&文化服装学院卒業。文化出版局に新卒入社し、「MRハイファッション」「装苑」の編集者に。退社後はフリーランス。文章書き、写真撮影、スタイリングを行い、ファッション的なモノコトを発信中。
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