【北京友誼商店リニューアル】歴史的名所が若者に人気の最新スポットに

  • 文:原口純子
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BEIJING 北京/中国

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人気スポットは旧停車場跡に生まれた約800㎡のガーデンスペース。商店の歴史を記したカラフルなボードが飾られている。中央はベジタリアンレストラン「DuLi」の新店。 photo: Junko Haraguchi

1964年開業の「北京友誼商店」のリニューアルが話題になっている。海外諸国との交流が動きだした60年代半ば以降、政府関係のセレブリティや駐在員、外国人観光客向けに海外製品や国内の高級工芸品を販売していた同店は、まさに庶民の憧れの地だった。しかし改革開放政策によって、誰でも輸入品を買えるようになった90年代以降は次第に存在意義を失って閑散としていた。

今回は、倉庫や職員食堂など、もとの空間を活かしながら大幅にリノベーション。Z世代に人気のカフェ、ブルワリー、レストランなどが入居し、一時期は終コン化していた名所が若者のホットスポットへと生まれ変わり、活気を取り戻している。

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「BERRY BEANS」友誼商店のオリジナル版ラテは、新オープン期間限定で販売。 photo: Junko Haraguchi

※この記事はPen 2025年10月号より再編集した記事です。