ヤバくないですか！？
完全にモードシューズになったサロモン。
2025年秋冬最大のトレンドである茶系の服を洒落見えさせる、シンプルで彩度が低いレンガ×オレンジのバイカラー。
ロゴが目立たず、服装との合わせを重視する大人趣味。
サロモンとファッションブランドJEONGLI（ジョンリー）がコラボした、
「XA PRO 3D JEONGLI」
です。
（写真は購入した私物）

サロモンのラインナップに詳しい人がこれを見ると、
「XA PRO 3Dじゃなくない？」と思うかもです。
アッパーを覆う両サイドの樹脂パーツが取り外され、パッと見で型が判別しにくくなってます。
さらにメッシュアッパーに凹凸のエンボス加工もプラス。
もはや新型と言っても過言ではありません。

・オリジナリティ
・服との合わせやすさ
・街で人と被らない希少性
・歩く実用性

を兼ね備えた稀有な一足なのです。

ちなみにXA PRO 3Dの通常モデルは以下。↓

サイドにアッパーを補強する樹脂パーツが並んでいるのがおわかりでしょう。
シューレースとつながりアッパーを締め上げます。
かつて本格トレイルランシューズだった機能的なディテールです。
対するコラボの「XA PRO 3D JEONGLI」は、カジュアルな印象のパーツを外し、柔らかく足を包む感触を重視。
ソールのクッション力や反発力はXA PRO 3Dに匹敵するでしょう。

レアなこのシューズの紹介をここでしているのは、ただの自慢話ではありません。
皆さんにもまだ購入のチャンスがあります！
9月7日（日）まで東京・渋谷のショップ「吾亦紅（ワレモコウ）」でJEONGLIのポップアップショップが開催されてます。
「お〜あの店かぁ」と思った人は、かなりのエッジーなファッション好きの人ですね。
見慣れない漢字の名前（バラ科の植物の日本語読みです）のインパクトに加え、品揃えもインパクトがありファッション業界で名高い店です。

サロモンの公式ECサイトでは完売しているこのシューズがいま店に並んでいるのです。
わたしが行ったのは初日（23日）の夕方5時ごろ。
この時点で在庫あり。
おそらくポップアップショップの告知を限定したのだと思います。
わたしはサロモンの外部セールス会社と付き合いがあり、このイベントのことを聞いていました。
「デザイナーも来日するから会いに来て〜」くらいのテンションで。

黒もドシンプルでよかったんですけどね〜、ディテール際立つ色の美しさでオレンジ系を選びました。
実物を見たらカッコよさ、高級感、ファッション感にヤラれまして。
ただし！
コスパが悪いと感じるファッションアイテムはまず買わないわたしのこと。
「おいくら？」と聞いたら22,000円＋税だと。
「合計24,200円か……買う！」と即決。
XA PRO 3Dの通常モデルが19,800円なんですよ。
型変えレベルのデザイン変更で約4,000円しか変わらないんですよ。
買いですよ、そりゃ。

このイベントに行った主目的はJEONGLIの服チェックと、若いデザイナーに会うこと。
そのどちらも心地いい体験で、シューズ購入には気分が盛り上がった後押しもありました。
とはいえ家にシューズを連れ帰り冷静に眺めているいまも、「めちゃめちゃカッコいいな」と思ってます。
わたしと同様にほしくなった人は、ショップ吾亦紅に問い合わせてはいかがでしょう。
色は黒とオレンジ系の2種類。
皆さんがこの記事をご覧になったタイミングでは売り切れやサイズ欠品の可能性が高いですが、ポップアップ初日の夕方で買えましたからね。
まだ残っているかもと期待しつつ。

シューズを購入したら、なんと会計時にTシャツをギフトされました！
コットン100％でハリのある上等な布で、裾にポケット付き。

パターンも凝ってまして、ダーツで背中の布にゆとりを取り快適な着心地にしています。
上半身だと前より背中のほうが運動量が多いですから。
ギルダンのような既製品のTシャツを買い付けてプリントしただけの、日本でよくあるノベルティTシャツとは別モノ。
買ったら7〜8,000円以上するんじゃないかなぁ。
スニーカーのノベルティ基準じゃないですよ、これ。
ただこのギフトは数量限定かもしれません。

JEONGLIは韓国のテック系ファッションブランド。
この2025年秋冬から日本でセールスがはじまりました。
大人が着るにふさわしいクオリティで、価格は現在ほど高騰する以前の日本ブランドくらいでリーズナブル。
ポップアップショップに行く人はシューズが売り切れていても、服を手に取ってはいかがでしょう。
日本の偉大なスポーツテック系（デサント、ゴールドウイン、グローブライドなど）があまり得意でない、旬のストリートや若者トレンドも取り入れた軽妙なバランスが秀逸。
「さすが音楽エンタメだけでなくファッションも勢いがある韓国」と実感できる楽しさです。