夏の暑さも吹き飛ぶ!アルゼンチン発の新星『パポタ』、熱狂のライブ音源を含む最新作で日本上陸【Penが選んだ、今月の音楽】

  • 文:山澤健治(エディター)
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【Penが選んだ、今月の音楽】
『パポタ』

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カトリエル&パコ・アモロソ ソニー・ミュージックジャパンインターナショナル SICP-6603 ¥2,860

世界中で話題沸騰中のアルゼンチンの異才ポップ・デュオ。その最新作がフジロック2025での初来日直前に世界初CD化。4曲の新曲と彼らの名を世界に広めた昨年のTiny Desk Concertsのライブ音源5曲に代表曲「ドゥンバイ」を加えた構成で、生演奏主体の享楽的で躍動的な彼らの音楽の魅力をシームレスに味わえる好盤だ。トラップ、ファンク、ソウルにラテンジャズを融合した超ハイパー・ラテン・ポップの痛快さに、夏の暑さも吹き飛ぶはず。スラングまじりのスペイン語ラップも型破りな男の色気を醸し出す。

※この記事はPen 2025年9月号より再編集した記事です。